67歳にもなって、まだローンがあるのかと思われるのかな。
67歳にもなって、と思われるのかな。今はまっているのはKing Gnueといバンドの曲たち。
初めて聞いたときは日本の音楽業界にはこんなのもあるのかというちょっとした感動だった。ここ20年くらい世の中のデジタル化が進んで私の職業事情と人生上は経済的な余裕のなさからかテレビから遠ざかっていたので音楽と言えば最後にはまっていたB’zのコンサート以来ピアニストのMプレトニョフを一度聞きに行きチャイコのエレジーで泣かされたのが最後の生音だ。
その後はyoutubeで聴くガチャガチャ何でもちょい聞きするだけで何にもはまらなかった。聴けるのはプレトニョフのピアノ曲で、勧められてもオーケストラの楽曲は耳がついていかなかった。youtubeを彷徨うのは履歴を家族に知られたくないようなCDドラマ、そのあとその原作のマンガも上がってきてマンガも見た。そのバックに時々いい歌、曲だなと思う日本のバンド曲やクラシックもあった。そんな中ではまったのはラフマニノフで、まさに開眼した。相変わらずピアノソナタの方が好きだったが割りとよく聴いた。
その間BTSの動画にもはまった。これはかなりの時間をすごしたのでデビュー以来のファンよりもいろいろ詳しいと思うほどにいろいろ見聞きした。はまったというB’zの頃と違い、私がSNSなどを駆使できるようになっている時代というのもありB’zよりも短期間であるにも拘わらず詳しいと思う。
その流れでいわゆる邦楽も見聞きする内に最近はKingGnueに出会ったわけです。私の世代は吉田拓郎や井上陽水、中島みゆき椎名林檎へと続いたのですが、いや私の場合、かな。世代で言えば海外のロックバンドの時代ですが、私はツエッペリンでもクィーンでもなくキッスでもない、T.rexでした。現代に名をあげられるほどのギタリストもドラマーもヴォーカルもいないバンドだったけれど時々テレビのCMやドラマの挿入にヒット曲が切り取りで使われていた気がする。お腹にズッズッとくるギターの音とマークボランの独特ななまり英語がとてもチャーミングに聞こえたものです。まあきっと音楽的素養が皆無の私は兄弟の影響で聞くようになったのでしょう。そういえば私は30代後半から40代までの15年ほど能にはまっていて演能も良く見に行き雅楽もとても耳障り良くて今でもあの音は好きだ~。もともと絵も日本画が好きで10年ほどは習いにも行っていた。上達はしなかったが死ぬまでに1枚描きたいと思っている。描きたいテーマは2つある。
あ、逸れる、KingGnueだ。はまるのは多分皆さんと同じあの高いけれどキンキンしていない高音と上手い曲作りと移入しやすい歌詞だと思う。そうこうしていると藤井風という人のしんでもいいわにぶつかり、聞いたとたんにうーんこの感じは何だ?どこかで聴いたなあ~うーんと一晩考えていて陽水だ!と思い、彼のメドレーを一晩中聞いたがこれだよというのは見つからなかった。が私の中では間違いなく陽水だなで落ち着いている。つまり少し彷徨ったがキングヌー程にには聴きこむ気にはならなかったというわけだ。
こうして世間で仕事と暮らしを成立させながらついていけないながらもデジタル化する経済活動の恩恵も大いに受けながらも、すべてがキャシュレスになることに抵抗を感じつつ小銭入れを常備しないで済む通勤BAGを有難くは思っている。この年で働けるのもパソコンを触れるからで多少なれればシステム開発をしろと言われるわけでもなく、タイピスト(昔はそう言ってたのよ)としての仕事でもなく内容の審査のようなことなので苦手なマニュアルの読み込みが必要な事だけは自分には向いていないなあと日々感じつつもこれがなかなかボケ防止に役立つなあと感じるのであと少し家のローンが終わるまで頑張ろうと思っている。
うーむキングヌーの話だったか?今日は。三昼夜動画を見聞きしまくったがBTSほどには繰り返さないところを見るといわゆる沼落ちはしていないのかもしれない。
でもまあ月一度くらいで会う友人に「一聴の価値はあると思うので試してみてよ」とは言うだろう。