あちこちオードリーを好きな理由
昨日も少し書いたが、
テレビ東京の「あちこちオードリー」が、本当に本当に面白い。
いま1番楽しみな番組。
放送時間や曜日が変わっても、番組内容は変わっていない。そこがいい。本当に1時間、ゲストとオードリーがトークする。(最後のミニコーナーも抜群に面白い)
A-Studioやサワコの朝など、人数が少ないゲストの話を深掘りする番組がもともと好きではあるが、あちこちオードリーにここまで惹かれる理由はなんだろう、と考えてみた。
あちこちオードリーは、スタジオの壁に「ラジオじゃない」と注意書きがされている。
それぐらい、深夜ラジオの空気が漂っている。10年以上オールナイトニッポンをやっている2人だから当然と言えば当然だけど、あの「黙っていたことぶっちゃけたくなっちゃう」空気はすごい。
特に若林さん。
ゲストの芯を食う質問。ゲストの方々は、「これを話したかった!」という顔をして生き生きと話す。
話がはじまると、目を見て頷く。傾聴している。相槌も、本当に優しい。
以前若林さんは、「アメトーークは、蛍原さんが優しく聴いてくれるから話せる」という内容のことを言っていたが、若林さんも同じだと思う。あんなに優しく相槌を打ってくれるとさぞ話しやすいだろう。
特にそれを感じた回がある。
錦鯉、藤田ニコルさんがゲストの回。
わたしはまだそのとき、錦鯉をネタ番組でしか見たことがなかった。長谷川さんのキャラは大いに知っていたが、正直渡辺さんのことはあまりイメージがついていなかった。。
それがこの回、渡辺さんが絶妙に面白かった。
長谷川さんのとんでもないエピソードを、めいっぱい馬鹿にしながら嬉しそうに話す。
コンビを組む前、ピンだった長谷川さんがやっていたネタについて、「大好きでした」と、満面の笑みで語る。
(私の推測でしかないが)ずっと誰かに聞いて欲しかった、という想いが溢れているように見えた。この面白い頭がおかしい相方の話を聞いてくれ!!という空気が伝わってきて、それがおかしくて愛おしくて、お腹痛くなるくらい笑った。
それを若林さんも春日さんも、めちゃくちゃ面白がっている。あの場にいる人が楽しい空気、伝わってくる。いいなあ、と思う。
そのときの若林さんが渡辺さんにどんな質問をして引き出したか、というところまでは覚えていなくて大変申し訳ないが、渡辺さんの楽しそうな空気を感じた。
その後別の番組ですごく緊張されている渡辺さんを見た。ああ〜渡辺さんのめっちゃ面白いところ、伝わって欲しい、、、と思いながら見ていた。
ゲストが少ない空間、
若林さんの傾聴力、
トークを落としてくれるだろうという信頼感、
春日さんの包容力、2人の心から面白がる空気が、あの渡辺さんを引き出したんだなと(私の推測ですが…)思った。
本音をつい言ってしまう番組。派手じゃなくても突発的に何か起こることも多くて、、、なんか生放送ぽいというか、、、
ゲストの人間らしさに迫ることができてすごく好きな番組です。「セブンルール」「情熱大陸」くらい、人間性に迫ってると思う。笑
今日の一曲
フレンズ/夜にダンス
いつもは書きながらこの曲にしよう!と思いつくんですけど、オードリーと錦鯉のこと書きながら全然浮かばなかった。
なので、最近すごくよく聞いている曲です。
夜に散歩しながら聞いています。