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2024年アメリカ大統領選の分析

2024.11.9
アメリカ大統領選が終わり、結果をあらゆる側面から分析(リサーチ)してみるとおもしろいことが見えてきたので共有したいと思う。

今回の結果はご存じのとおりトランプ氏の圧勝という形だったが、
そもそも事前の討論会などをみてみると当初はハリス氏が優勢だった。

ちなみに討論会の報道もアメリカと日本ではまるで違う。
さらに日本人の情弱な方々はとりあえずトランプを叩く、
もしくは逆に陰謀論者でとりあえずロジカルな意見はないがトランプ押し。

これが今の日本の現実、まじでレベル低すぎるやろ・・

ということで前置き長くなりましたが、今回の考察いきまーす。

当初のハリス優勢だった要因の1つに「女性活躍推進」の政策があった。
ちなみに女性活躍を推進するって、めちゃくちゃいい事だと思いますよね。たしかにそうなんです。。

ただし、現実はそんなに簡単じゃない!
今回の選挙データを分析していくと以下のことが分かってくる。

・当初、ハリス氏優勢だったが結果としてトランプ氏が勝った要因の1つは「Z世代、ミレニアル世代(18~45歳ぐらい)」の票がハリス→トランプに直前で支持が変化したこと
なぜ??
ずばり、『女性活躍社会への危機感』からくるものである。
元々、アメリカは男性社会であり女性よりも男性の方が年収も高かった、しかし近年の世界の流れも含めて女性の躍進が目立ってきている。
ハリス氏はそこに拍車をかけるように女性に焦点を当てている政策や考え方の人間である。
ということは、ハリス氏が当選→女性躍進が進む→男性としては『脅威』でしかない。すなわち自分たちの地位や立場が脅かされるという恐れからくるトランプ票の男性が非常に増えた。というのが投票結果のデータから見えてくる。これは非常に興味深い!

ちなみにアメリカでは女性の活躍が目覚ましい。
ビジネススクールでは女性の卒業生の方が多くなっている。
学位も女性の方が比率が高い。
特に若い世代は女性の方が強い!(元々、女性の方が負けん気が強かったりもしますしね。笑)

ということで男性からするとそういった女性に自らの地位や立場を落とされていった経験を持つ男性もそれなりにいそう。
結果、男性票がこぞってトランプ票に流れたってわけだ。。
(ちなみにラテン系男性の票もトランプ派に流れたというデータもある)

さぁこんな状況を踏まえて、みなさんどう感じるだろうか?
個人的には・・
同じ男性として、「なんかだせーなぁ」と感じてしまった。。
ビジネスマンとして、男として、そういった能力の高い女性を認め、その上で自らのスキルアップをして、追い付け追い越せで自分のスキルを高めていかないと、結果生き残れないっしょ。
と強く感じる。

ここでレッド先生の考察を入れるとすると、
まぁこれも考え方だけどさー
元々政策や方向性を比較した上で、トランプ派だったという人は別にいいと思うんだけど、上記のような理由で直前になって、
「あれ、このままハリスが当選したらオレの仕事(立場)が危うくなるんじゃね?だったら自分を守るためにはトランプだ!」
ってゆー考え方、別にいいよそれも一つの選択肢だから。

だけどさ、なんか。。。
もっとマクロ視点で物事をとらえたいよねーと感じてしまった。

結局、今の社会を行く抜くのに大事なことは
ソーシャルスキルを磨いて、知見を貯え、常に仮説検証しながら、自らの意見や考え方をきちんと相手に伝えるチカラ。
またプレゼンテーション能力の大切さを改めて痛感しております。
そういう意味では私自身もまだまだではありますが、今後このnoteを使って発信していきますので、ぜひぜひフォローといいね、よろしくお願いしまっす!!


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