裙子(かかん)を洗った
コンクール本番まであと1週間。
私は気づいてしまった。
自分の裙子(かかん)がなんだか薄汚れていることに。とくに裾あたりとか、うっすらカビ的な何かが目立つ。
これで受けるわけにはいかんだろう。
しかしいまさらクリーニングに出してる時間なんてないのだ。もっと早く気づけ馬鹿ァ!!
仕方がない。
自分で洗おう。
ということで、裏地をちょっと見てみたら······。
裙子よ······
お前、ポリエステルだったのか。
ならば、やるこたぁ一択。
酸素系漂白剤、君の出番だ。
たらいに水を張ってワイドハイターをドボドボドボ。
10分ほど浸けて汚れが目立つ部分を擦ると、落ちるではないか落ちるではないか。
(汚れのビフォア・アフター写真撮るの忘れた)
ある程度落ちたら水でザブザブ。
ワイドハイターを落として、襞が崩れないように水を絞って干す。
午後の3時くらいに干しましたが、とてもお天気が良かったので夕方には乾いてました。
襞の崩れもほとんどなかったのでアイロンはしなくていいかな。先生チェックで引っかかったらアイロンしよ。
ということで、ポリエステルの裙子は手洗いできます(ただし自己責任)。もちろん塩素系漂白剤はダメだ。アイツぁポリエステルを黄ばませる。
ところで、じつはこの裙子、お譲りものだったんですが、、、
ワイドハイターに浸けた途端、水がめっちゃ茶色になった。さては前の持ち主、一度も洗ったことないな??
洗えるものは洗え!
ちなみに襦袢(綿?)はキッチンハイターに浸けたらきれいになった。襦袢✕キッチンハイターはイケる。
そしてコンクールで使う衣装や道具のメンテは前の月くらいからやるべきなんだろうな······。先月お直しに出した紅型がまだ返ってこないんだけど、こんな装備で大丈夫か????
すべての裙子がポリエステル製ではないと思うのだが(ちゃんと舞台出てる人はもっと良い布で仕立ててるんじゃないかな)、とりまポリエステルの裙子はワイドハイターできれいになることがわかりました。
いや、1週間前に洗うなよ。
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裙子というのは、紅型衣装を着るときいちばん最初に装着()する巻きスカートみたいなヤツです。二部式着物の下部分がヒダヒダ〜になった、裾除けみたいな。
このときは仕事で赤を着けましたが、コンクールでは白を使います。
琉球王国時代だと、身分が高い女性はヒダヒダ〜が細かくて、低いと襞がないタイプを着ていたとか。
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明日は最後の舞台稽古。
それではおやすみなさい。
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