チャットレディの営業メール(アタックメール)の反響率の低さは異常
ライブチャット業界ではそれを「アタックメール」と呼ぶらしいのだけれど、私はチャットレディ時代に一度もそう呼んだことがないため、ここでは「営業メール」で統一します。
ライブチャット界隈において、営業メールには2種類あるらしい。
リード客に送る営業メール
休眠会員さんに送る営業メール
リード客というのはいわゆる「見込み客」のことですね。ライブチャットサイト自体の会員さんで、でも自分とは1度も接したことがない。
休眠会員というのは、この場合「一度は接したことがある」けれど「次がない(冬眠中)」。だから久しぶりの営業メールで起こす必要がある。
1.リード客に送る営業メール
反響率から考えると、[1]でのべつ幕なしに送った営業メールの開封率は約75%。そのうち反響があるのは1%以下。ライブチャットなら0.3%くらいかな?
100人に営業メールを送る → 75人が目を通す
↓
ライブチャットの性質上、一般的なポスティング広告や営業メールとは異なり75人から待機姿やプロフィールを見てもらえる可能性はある。
↓
<反響率>
⦁ 条件やタイプに一致 → 返信もしくはチャット入室 → 5~7人
⦁ とくに好みでもないけれど許容範囲 → 返信もしくはチャット入室 → 1人
⦁ 好みでもないし条件にも合わない → 0.2人
いくらなんでも効率が悪すぎる……。営業メールを送ること以外で努力や工夫をした方が100倍意味があると思う。
ライブチャットサイトは新人の期間に限り、そのサイトの目立つところに「新人」としてプロフィール画像を飾ってくれます。その期間はサイトによって異なるところ。
まずここで絶対に絶対に目立った方がいいですよね。
なぜなら、ライブチャットにいらっしゃる男性会員さんの9割…いや10割は「新人女性をチェックする」からです。
ここで「no image」だったり、適当な画像をプロフィールに設定するのは、チャンスをみすみすドブに捨てているようなもの。
チャットレディをすると決めたなら、まずはプロフィール画像を「男性から見てステキに撮ること」から。ここから勝敗が、運命が、明暗がわかれます。
芸能界の裏で長く仕事をしてきましたが、新人タレントさんの「宣材写真」1枚を撮るのにどのくらい一流のスタッフが動き、どのくらいのコストがかかっているかをよーく知っています。
なぜそこにコストと力を注ぐか。
第一印象がなによりも大切だからです。
リード客に効率の激低な営業メールを送るよりも、絶対にプロフィール写真とプロフィール(自己紹介)の内容に熱を注いだ方がいいです。これほんとにほんとー!
_______♥_______
2.休眠会員さんに送る営業メール
1度チャットでお手合わせをしたけれど、そのあとがない。その理由はおおむね4つかな。
i. つまらなかった(会話)
ii. もう満足した(アダルト)
iii. すぐにもう一度会いたいほどではない
iv. 忙しい/タイミングが合わない/他
(ⅰ)(ⅱ)であるなら仕方ないけれど、(ⅳ)の可能性に一縷の望みをかけて送るのが休眠会員さんを起こす、本来の営業メールの在り方だと思います。
ここでできればやめた方がいい営業メールの内容と送り方があります。
⦁ できれば、コピーメールはやめた方がいい
⦁ できれば、エロやアダルトを匂わせるのはやめた方がいい
短文でいいから「そのかたを思って」文章をつくり、送る方が絶対にいいと思います。
その理由ははっきりとぱっきりとあるし、こういうタイプの方にはこう、ああいうタイプの方にはこんな風にとそれぞれのタイプごとへのアプローチ例があるんですが、それを無料で提供するほどわたしゃお人よしではないので割愛しまーす(*ˊᗜˋ*)
それだけではなんなので、最後に少しだけ。
チャットレディってアダルトで頑張るにせよ、ノンアダルトで頑張るにせよ、特定の超人気者を除けば――その方々だって努力しておられるとは思います――だいたい3ヶ月から4ヶ月に一度、“凪”がきます。
ずっといい波がきてるチャットレディってごくごく限られた選ばれた人気者だけです。だから自らなんらかの「良い動き、良い働きかけ」をして波を起こさなければいけない。チャットレディを本業または副業として食べていくならですけど。
波をきちんと起こしてくれる“有能な”営業メール
小波を起こしやすいプロフィール画像やプロフィール内容の定期変更
いい波がきやすい待機の仕方やチャット中の姿勢
そして根本的な、コミュ力や会話力、イベント力の底上げ
_______♥_______
わたしは熟女系ライブチャット「マダムとおしゃべり館」で1年6ヶ月すこし、完全ノンアダルトのチャットレディをしていました。今やもう卒業しちゃってまったく別の仕事で頑張っているのですけれども
近頃になってちょくちょくブログの方に、かつて可愛がっていただいていた会員さんや当時はまったく交流のなかったチャットレディさん達からなんやかんやとHELP要請のメールが届くので、マダムとおしゃべり館のメインページを久しぶりに2度3度と覗きました。
うーん……。活気が良いとは言いづらいかもですねー。なんかちょっと切ない気持ちになっちゃった 笑
自分がすごくよくしてもらっていた古巣の勢いに陰りが見えるのは――気のせいかもですが!――やはりすこしさみしいものです。
他のライブチャットサイトには登録したことがないので、その違いはわからないのですけど……マダムとおしゃべり館は、わたし個人的には居心地のいい良いサイトだったと思っているし
老舗には老舗のしっとりした良さが消えずに残ってくれたらいいなーと。
それこそ先日の、収入が3倍になったとご丁寧にお礼をくださった方みたいに *同サイトのレディさんです――本気で稼がなければならない事情がおありな方には外部からではありますが、微力ながらになにか役に立てたらと思って、今日もnoteを書きました。おわり。