常連さんはとつぜん消える(3)|チャットレディの心構え
メディア業界に20年以上も籍を置いているので、ファンの心がいかにして移ろいやすいものであるかをまざまざと見てまいりました。
恐らくライブチャットの業界も基本的な構造は同じだろうと思います。
それはともかくとして、値上がりの影響をもろにうける仕事だという認識が必要かー。
常連さんがとつぜん消えちゃう9つの理由
他に“お気に入り”ができた
金銭的な余裕がなくなった
サイト値上がりにより、コスパを冷静に見直した
「リアルな恋」に発展しないから諦めた
いつまでも関係や距離が縮まらないから諦めた
見飽きた/飽きた
駆け引きに疲れた
自身の病気、身内の病気や介護
裸以外の人間的魅力/会話力の薄さ
脱ぐという価値、脱がないという延命
以前、チャットレディさんのブログだったか、サイト運営者の方のブログだったかに上記のように書かれてあった。かなりの辛辣さにいたく痺れた。
私自身は完全無欠のロケンローラーならぬハイパー☆ノンアダルトチャットレディだったため、しょせんは対岸の火事ではあったのだけど、
そのように株を下げて待機時間を増やすようになったチャットレディ達がたどる末路はほとんどの場合、同じなのだという。
世間には「結局のところ抱けなかった女がいちばん強い」という言葉もあるように、一時的にパーッと脱いで荒稼ぎをしたならば、目移りされたり短命に飽きられる可能性が高くなるのは言わずもがなといったところ。
匂わせ、思わせぶり、気を持たせる危うさ
チャットレディになるやならんやぐらいの新人の頃、勉強がてらに見ていたいくつかのYouTubeチャンネルやブログには以下のように書かれてあった。
らしい。
言わんとすることはわからなくはない。
「だから守れない約束を迂闊にしたり、におわせのような言動で引っ張ったりするとあとあと大変なことになるから注意せよ」と、動画やブログに書かれてあって肝を冷やしたものである。
⦁ 「リアルな恋」に発展しないから諦めた
⦁ いつまでも関係や距離が縮まらないから諦めた
⦁ 駆け引きに疲れた
ライブチャットに割く時間や余裕の激減
ライブチャットに割く時間や余裕ってまさに「余暇・余力」。
男性会員の方々によるところも大きいでしょうが、40代半ばまでの若い男性会員さんは「金銭的な余裕」、中高年以上になると「自身の病気、身内の病気や介護」などがサイト利用の継続を難しくさせる要因になることが多いんだそうです。
他ライブチャットのスカウトマンの方がそのように仰ってました。
なるほどなー。
⦁ 金銭的な余裕がなくなった
⦁ 自身の病気、身内の病気や介護
常連さんは本当にとつぜん消える
常連の会員さんはある日突然こつぜんと姿を消される、と身を以て思います。その理由は実にさまざまで、ここに挙げたこと以外にも個人的な理由がいくつもあるだろうことは想像に難くありません。
とくに私が7月12日まで在籍していたライブチャットサイトは、50代以上の男性会員の方が大半でしたのでご病気や怪我などで、チャット継続不可能になることが「あって当然」という風に考えるようにしていました。
\チャットレディだけの収入に依存するとこれからは大変だと思う/
これ、すごく重要なことだと計4つのライブチャットサイトの運営の方やスカウトマンの方々がまったく同じことを仰っていましたし、私自身も同じ考えです。
コロナ禍以降、オンラインを使った在宅ワークってとっても増えました。それはライブチャットに限らずです。
高学歴で人にモノを教えるのが得意ならば、オンライン家庭教師や、不登校児向けたオンライン授業の講師。
オンライン採用担当窓口
フリーランス人事
オンライン心理カウンセラー
オンラインカスタマーセンター
(特定の国の語学ができるなら)インバウンド外国人の日本旅行向けに記事を書いてその国の旅行会社にライター提携を申し込む
※日本のWEBライターや文字起こしはコスパが悪いのでお勧めしません
※YouTuberも新規参入で稼げる時代は完全に終わりました
完全在宅でしか働くことのできない個々の事情があると思います。チャットレディが悪い仕事だとはまったく思っていなくて――私自身は楽しいことの方が多かったですし――
ただ、ほとんどのチャットレディさんにとっては軸足をライブチャット1本にするのはこれからますますハードルが高くなるんじゃないかなーとは予想しています。
\ご 案 内/
今後、こちらのnoteで発信していくコラムには有料記事を挟んでいきます。かつてWordPressで無料で配信していた記事をリライトし、さらに価値あるものにして配信したりもします。
物価高です。
中年女の一人暮らしです。
再婚予定はなし。
食い扶持はいくつも確保しなければ……なの!
Written by かつて友井だった者
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thanks! TOPImage by Ben_Kerckx