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五十音で始める愛の詩

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五十音の各音で、愛の詩を表現しています。
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#五十音物語

五十音で始める愛の詩 『おいしいもの』

五十音で始める愛の詩 『おいしいもの』

君の愛情がたくさん注がれた、

最高においしいもの。

おいしいご飯を、

愛する君の手で握られた、

おにぎり。

五十音で始める愛の詩 『絵描きさん』

五十音で始める愛の詩 『絵描きさん』

 「絵描きさん」

  そう呼ばれることを少し嫌っている君。

 「絵描きというのは行為であって、固有名詞じゃない気がする」という君の持論を「それってやっぱり絵描きさんらしい屁理屈」と僕がからかうと、君は「いじわる」といって頬を膨らます。

  そんな君が好きだから、僕は「絵描きさん」と呼ぶのをやめられないんだよ。

五十音で始める愛の詩 『海の見えるレストランにて』

五十音で始める愛の詩 『海の見えるレストランにて』

 「海の見えるレストランで食事しませんか?」と、あなたに誘われましたね。

 「正しくは、海の見えるテラス席があるレストランと言うべきなのですが」と、あなたは続けて言います。この、実にまじめなところがあなたらしくと、思い出しながら、いまも同じレストランで一緒に食事しています。

 そして、これからも、時々、こうして二人でこのレストランで食事をするのでしょうね。お互い大好きな者同士でね。

五十音で始める愛の詩 『いつもそばにいて』

五十音で始める愛の詩 『いつもそばにいて』

静かな夜に。

賑やかな街角で。

悲しいときに。

アナタは、いつもそばにいてくれる。

うれしいときは、笑顔で。

はしゃぐアナタ。

物静かなアナタ。

いつも、そばにいて。

五十音で始める愛の詩 『愛しています』

五十音で始める愛の詩 『愛しています』

愛しています。
心から、そう言えます。
木漏れ日の中を、手を繋ぎながら歩いているこの瞬間に、
僕は君を愛していると、語りかけています。
とても幸せに満ちた時間です。

君の手の温もりを感じながら、
そして、歩みを揃えながら
僕は、僕が君のことを愛していると、
実感できることを心から嬉しいと感じています。

君の声、君の息づかいは、僕をとても幸せにします。
何もかもが素晴らしく思え、
何もかもが愛お

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