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『優しいという言葉ほど曖昧なものはない。』 #149

こんにちは。

回文です。

皆さん、突然ですが何気なく使っている言葉について深く考えてみたことはありますか?

少し角度を変えて質問します。

みなさんがよく使っている言葉を自分の中で理解して発言できているでしょうか。

これは僕が高校生の頃からなかなか理解できなかった内容なのですが。

多くの人は好きな人のタイプは何かと聞かれる時、大抵「優しい人」であったり、「明るい人」というふうに答えがちだと思います。

しかし、これらの言葉についてよく考えてみてください。

これらの言葉って実際どういう意味なんだ?

ということです。

今回は

「優しい」というところにフォーカスしていきます。

優しいってなんや?

この「優しい」という言葉、考えてみるとたくさんの含みを持つ言葉となっています。例えば、家事ができる優しい人であったり、周りのことによく気づける優しいひとであったり実は「優しい」という言葉は具体的に説明できているようであって、かなり抽象的な言葉なんですよね。

性別問わず、優しいよねと普段からよく言われることがあり、それは純粋に嬉しいことではありますが、いったいどこが「優しい」のか、それが分からずモヤモヤするのが実は高校生からありました。

これらのことから

たくさんの人は普段から優しいという言葉を勝手に自分の主観で相手に伝えてしまっているということです。

優しいという言葉を使うその人の真意とはなんなのか?

では、優しいという言葉を相手に使うその人の真意とはなんなのでしょうか。

色々なジャンルの本であったり、実際に友達と会話とかをしてみて分かったのは、相手に要求するものは自分がどうなりたいのかという気持ちの表れなのではないかということが分かりました。

例えば、広く一般的に「優しい人」がタイプというふうに使う人は、無意識に自分を認めてくれるという承認欲求であったり、自己防衛、自己肯定感を得ることができるといったいわゆる安心感のようなものを求めている人が多いのだと思います。

それらがもし本当だったとした場合、、、

「優しい」という言葉は相手を褒めているようで自分のことを考えた結果自分の足りない部分を満たすために使っているような言葉にも聞こえちゃうのは僕だけでしょうか。。。

そうならないようにするためにも、具体的にどんな部分が優しいのかを相手に伝えてあげることがいいのではないのかなと思いました。

まとめ

今回は「優しい」おいう言葉を例にして説明をしましたが、ほいかにもこれに該当するものはたくさんあると思います。それこそ、普通や、常識という言葉は人によって変わってきますし。日本語は言語的にみても言葉を使わずとも行間を読むという言葉があるように日本人は察する能力が高いと思います。しかし、それに無意識に頼っているが故に具体的に説明するのを無意識に怠りがちにもなっています。

たくさんの言葉、フレーズがあり、それぞれの意味を辞書という一冊にまとめられていますが、

人は個人でオリジナルの一冊の辞書を持っている

言葉を伝えるというのは思った以上に労力が必要であり、相手のことを深く考える必要があります。

みなさんも普段使う言葉をあらためてそれがどういう意味で自分自身は使っているのか思い返してみてはどうでしょうか。




最後まで読んでくださりありがとうございました。

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