殴られてわかったこと part 2
前回の記事は下記をご覧ください。
約1か月が経過し、現在の状況と今後についてです。
本記事も傷跡などの写真は載せていません。また、暴行の内容については本記事では記載しておりませんが、リンク先の前記事には記載がありますので、フラッシュバックなどご注意ください。
色々とありまして
金銭面
殴打事件の前に貸していたお金、12万円。
殴打事件によって発生した交通費、2万円。
殴打事件によって通院時に発生した治療費、1万円。
家の修繕費、慰謝料、お気持ちで。
これが殴打くん(仮名)に請求した金銭の一覧です。
殴打くん自身から2月17日に振り込みますと明言しました。昨日ですね。
振り込まれませんでした。
連絡、つかなくなりました。
精神面
三週間を経て、精神科に通院することになりました。
私はもともと本職と副業を2つ、計3か所で働いているので丸一日の休みがない状態です。暇な時間があると殴打被害について考えてしまうので、意図的に日程を詰めて毎日毎日働いていました。
それでも時たまフラッシュバックを起こしてしまい、眠りにつくことができなかったり、仕事中に別室で耐え切れず涙があふれたりということが多々あり、疲労のピークを感じたので2年ぶりに精神科に足を運びました。
数年前まで別件で精神科への通院を行っていたので特段の抵抗はなかったのですが、被害について思い出そうとすると、とても苦しかったです。
処方された安定剤のおかげで少しは休めるように、そして仕事に集中できるようにはなりましたが、病院というものは国民健康保険で3割負担とはいえお安くはないもの。
ですが、先日の返金期日を経て、全ては過ぎ去ったことなのだと思うことができるようになりました。このままズルズルと先延ばしにされるよりも、返金がなされなかった事実だけを受け止め、殴打に付随するすべての出来事を過去のものとして前向きに受け入れたいと思います。
友人の話
精神的にまだまだ未熟なので、期日を経た本日2月18日、殴打くんのご友人に連絡を行いました。わたしが唯一知っている殴打くんの周囲の人間は絶望的な返事をくれました。
殴打くんは自分からも借金を行い、首が回らなくなり、店を売った。
自分とはもう関わりがない。
自分以外にもたくさんの人から借金をしている。
まあそりゃそうでしょうね。
殴打くんの友人は三桁万円を貸しているとのことで、それと比較したら私が殴打くんに貸して、取り立てていた額などミジンコのようなものです。
ミジンコでも金銭的に余裕のない人間からすると結構痛手なのですが、三桁万を飛ばれたとメッセージ通知が来たときはもはや笑うほかなかったです。
今後について考え直す
ひとまず、大きな結論としては「すべては過ぎ去ったこと」となりました。
過去は変えられません。他人も変えられません。
変えられるのは、自分自身の物事への捉え方と今後の指針だけです。
殴打くんの友人と会います
タイムリーな話ですが、今日2月18日の夕刻に実際にお会いすることになりました。
ご友人がグルとは考えたくはないですが、可能性のひとつでもあるので、慎重に。ですが、ご友人には今のところ悪いところはなにひとつなく、また、殴打くんの店で勤務していたこともあり完全にわたしと同じ立ち位置の被害者であると現時点では考えています。
友人から話を聞いたところで何になるのかは不明ですが、自分の心境整理も兼ねて向かいます。
別記事、あるいは追記しようと思っています。
過ぎたことと認識をする
お金は返ってきません。
殴打くんの圧勝です。逃げたもの勝ちです。仕方がない。
精神面は傷ついたままですが、それも時期に癒えるでしょう。
自分自身の持ちようですから。もちろん憎しみや苦しみはありますが、だからといって何かができるわけではないです。友人の話では殴打くんは彼自身の店を手放しているそうですし、すぐに逃げる癖のある30歳手前の人間がおいそれと変わるものではないことは想像に容易いです。
殴られたこと、お金が返ってこないこと、それでも、楽しかった思い出も、もちろんたくさんあること。
けれど、全ては過ぎ去ったことです。
殴打くんに言いたいこと
どうせ何をしても届かないし、響かないであろうことを理解したうえで、わたしはまだ殴打くん本人が事の重大さに気づくことを3%くらい信じて、ここに少しだけ書こうと思います。
他人に危害を加えないこと。
自分が出した損害から逃げないこと。
友人にうそをつかないこと。
口先だけで逃れようとする弱さは、いつか綻びとなって自分自分の足元を崩します。
最後に
一応わたしは年女で、年女の年始が殴打され借金を踏み倒されるなんてこと、あって良いのか?と思いつつ、ひと区切りがつきそうで安堵していることも事実です。
たくさんの人に迷惑と心配をかけました。
色々な手段で周囲の人に救われました。
まだまだ大丈夫とは言い切れませんが、痛みも辛さも苦しみも徐々に薄まるでしょう。
繰り返しにはなりますが、この記事を読んでいるひとのなかに、誰かに殴られているなど加害を受けている方がいたら、すぐに対象から離れてください。どんなに綺麗な思い出があったとしても、他人を加害できる人間は人間ではないです。どんな理由があったとしても、生命を奪いかねる行為は許されません。
これにて殴られ記事は終了です。
後日「殴打くんの友人と会います」を追記するかもしれません。
長く拙い文章だったとは思いますが、私自身の気持ちの整理には大きく役立ちました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。