【箱根石仏群めぐり】
いざ、神奈川!デジタルラリー ~鎌倉殿×13人の御家人たち「ゆかりの地」めぐり~ 第2幕で「曽我兄弟の墓」、第3幕で「元箱根石仏群」
せっかくなので【箱根石仏群めぐり】をじっくりしました。
元箱根にある精進池に面する崖面に点在する、
鎌倉時代後半に彫られた磨崖仏群。一般的に
「六道地蔵」と言われている元箱根石仏群の
中でも中心的な磨崖仏は高さが3mを超え、
これら石仏・石塔の多くは、重要文化財に
指定されている。「石仏群と歴史館」には
石仏群についてのわかりやすいパネル展示がある。
石仏群と歴史館
元箱根石仏群は上二子山と駒ヶ岳の鞍部にある精進池のほとりに位置し、地質的にも上二子山の溶岩と駒ヶ岳の溶岩の境界部にあり、元箱根から続く箱根町断層の延長上に相当すると考えられている。ここには上二子山の溶岩で構成される崖をそのまま彫りぬいた磨崖仏と、溶岩を切り出して造った宝篋印塔がある。精進池周辺には、中世の箱根越えとして利用された湯坂道が通っていますが、各所に噴煙が立ち上る荒涼たる風景であったことから、人々に地獄として恐れられ、今から約700 年前、鎌倉時代終わりから室町時代前期にかけて、旅ゆく人々を救う仏として信仰された地蔵菩薩を祀る多くの石仏や石塔が造られた。これら石仏石塔の多くは、中世の地蔵信仰を物語る遺物として国の重要文化財に指定され、周辺一帯も同様に国の史跡に指定されている。このような貴重な遺跡について、資料を収集し後世まで残していくために、箱根町教育委員会は、昭和63 年から約10 年間の期間を費やし、この史跡の保存整備を行った。
元箱根石仏群周辺の案内図
アクセス
磨崖仏(俗称二十五菩薩)
磨崖仏(俗称六道地蔵)
石造五輪塔(俗称曽我兄弟・虎御前の墓)
宝篋印塔(俗称多田満仲の墓)
磨崖仏(俗称応長地蔵)
宝篋印塔残欠(俗称八百比丘尼の墓)
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