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フリー台本『牽牛と織女のリモート通話』
🎋🌌七夕台本
『牽牛と織女のリモート通話』📞✨✨
男女、掛け合い声劇台本となっております。
ご自由にお使いくださいませ🍀
※アレンジ大歓迎!!
※少しでもいいねと思ったり、
コラボされる際は、
♡をお願いします👍🏻💓
※台本内の漢字は、調べんしゃい!!!
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〈登場人物〉
・牽牛(ケンギュウ)
七夕でいうところの“彦星”。織女の夫。織女のことを愛称で「ショク」と呼ぶ。
・織女(ショクジョ)
七夕でいうところの“織姫”。牽牛の妻。牽牛のことを愛称で「ケンちゃん」と呼ぶ。
〈あらすじ,内容〉
七夕の日を前に、牽牛と織女(彦星と織姫)がリモート通話をしている。
二人は、流行病に苦しむ下界(地球)の人々を憂いつつも、親しき人に会えない苦しみとたたかう人々を、かつての自分らの姿に重ね合わせ、穏やかに見守るのであった。
『牽牛と織女のリモート通話』
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織女「もし、ケンちゃん。そこにいらっしゃいますの? ケンちゃん」
牽牛「おぉ、ショクよ。遅れてすまない。迫る七夕の日に向けて、たったいま、君のお父上に釘を刺されていたところだ」
織女「まぁ、お父様ったらなんて野蛮なのかしら!!」
牽牛「そう慌てるな、もののたとえだ。『あまり娘をそそのかすな』と、ご忠告いただいただけのこと」
織女「そうでございましたか。お父様の悩乱にはほとほと呆れてしまいますわ」
牽牛「お父上は君のことが大事で仕方ないのだ。それはそうと、何か話があったのではないか? ショクよ」
織女「そうでした。近年、下界の民が流行病におかされ、こころを病んでいる様子なのです。中でも、友や思い人に会えずに苦しんでいるとか……」
牽牛「ほう。それは気の毒であるな」
織女「私共はとうの昔から毎日リモート通話をしていますのに……」
(下界の民にヤキモチを焼く織女)
牽牛「互いの声・姿が見れるだけで、ありがたいというものだ」
織女「まったくその通りですわっ」
牽牛「ハッハッハッハッ……」
織女「オホホホホホ……」
(互いに笑い合う)
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〈あとがき〉
すでに、年に一度しか会えないという制約を受けている彦星と織姫にとっては、昔の自分たちを見ているようで、微笑ましく思われているかもしれませんね。
そして、自分たちと同じように、乗り越えて欲しいと願っているはずです。
あなたは七夕の夜に、何を願いますか?
卒塔婆しお
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