「ひたち海浜公園」へ渋滞時は東海PA/SICへ迂回を!
最短ルートは友部JCTから北関東道だが・・・
茨城県も桜の季節が終わると、全国はもとより今では世界的にも知られている絶景のシーズン、それがひたちなか市の「国営ひたち公園」のネモフィラフェスティバルであり、例年4月中旬からGWにかけて、全国から多くの観光客が訪れ、インスタグラムやカメラブームもあり、年々来園者数は増加傾向にある。
北関東自動車道や圏央道などの高速道路網の整備もあり、アクセスも大変良くなったが、過去には友部ジャンクションを先頭に50km近くの激しい断続渋滞を記録したこともあり、今年は行動制限緩和も重なり、より一層激しい渋滞が予想される。
そんな中、今回は渋滞を回避し、有意義に観光を楽しむ技を紹介したいと思う。
北関東道渋滞時の迂回は「那珂IC」ではなく「東海PAスマートIC」
友部ジャンクション(以下JCTと記載)の渋滞はなぜ起こるのか。ひとつは構造にある。友部JCTは、岩間ICと水戸ICの中間に位置し、友部サービスエリア(以下SA・PAと記載)の1km手前と近接していることにある。
3車線の車両が左端に寄ること、及び北関東道ひたちなか方面は最後の休憩施設であること、さらにはいわき方面も友部SAを過ぎると飲食施設のあるPAは東海PA、ガソリンスタンドのあるエリアは中郷SAまでと、大きく距離が離れているため、友部SAの利用が偏ってしまうこともある。それならば、ETC車であれば東海PAにはスマートインターが設けられているので、そちらの利用もお勧めしたい。料金も、三郷からひたち海浜公園まで3070円に対し、東海PAまで3200円(ETC通常料金)と大差はない。実は東海PASICから県道62号線を一直線で、国道245号線に抜けることか可能かつ、左側進入となり、公式ではあまり紹介されていない穴場なルートになっているのだ
東海PAにはオススメの朝食も!!
先ほどから、東海PAと述べているが、もしも朝7時頃通過するのであれば、是非東海PAの利用もお勧めしたい。東海PAは今でこそ少ない、大手チェーン店に頼らない店内調理の軽食提供のエリアでもあり、朝11時までであれば、茨城名物の納豆のかき揚げや手焼きの卵焼きなどの定食さらに、ご飯のおかわり自由で今時500円というワンコイン価格で味わうことができる。(今ではスタバでさえ値上げしているので、500円ではコーヒーを飲むのも難しいだろう)勿論、味もフタバ食品(レモンサクレなどのアイスの製造メーカーでもあり、一部の旅館やホテルでも食事を提供)が経営しているので、質は高いといえる。
また、ご当地メニューとして、納豆アイスなるものがあり、フレーバーではなく、納豆そのものをバニラアイスに乗せるという大胆でインパクトがあるが、トルコアイスの様に粘り気が出て、意外に美味しいので、相当な納豆嫌いな方でなければ一度は試す価値はあるだろう。
この春は、少し早起きと回り道をして、ひたち海浜公園へ向かうのもいかがでしょうか。