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読書レビュー「絵がふつうに上手くなる本~はじめの一歩×上手い絵の技術×安定して稼ぐ秘訣~」~画力と言語能力の複合の凄さ~
前回の記事で
図書館から書籍をたくさん借りてきました~と書きましたが、そのあと、
私の子供が「はい、これ、借りてきたよ」と一冊の本を借りてきてくれました。子供が私のために本を借りてきてくれたの初めてなので、うれしくてさっそく読んでみたのですが、これがとても興味深くて、おもしろい!
今回は、こちらの本をレビューさせていただきます。今回は久々にGoogleのAI、Geminiを使用して生成したものを修正、加筆してあります。
はじめに
よー清水さんの「絵がふつうに上手くなる本」を読んで、まさに「目から鱗」の連続でした。特に印象的だったのは、絵が上手い人が無意識にやっている「ふつう」のことを言語化し、作業工程を丁寧に文章で解説している点です。
「ふつう」を言語化するということ
絵を描く上で、誰もが一度は「どうすれば上手く描けるんだろう?」と悩んだことがあるのではないでしょうか。上手い人の絵を見て、「すごいな」と感嘆する一方で、自分との差に愕然とすることもあります。しかし、その「差」が具体的に何なのか、どうすれば埋められるのかを明確に説明できる人は少ないでしょう。
この本では、よー清水さんが自身の経験と知識に基づき、絵を描く上で重要な「ふつう」のことを丁寧に解説しています。例えば、立体を捉える際の考え方、デッサンの基礎、資料の活用法、構図の決め方、パースの取り方、ライティングの工夫など、絵を描く上で欠かせない要素が網羅されています。
これらの要素は、上手い人が無意識に実践していることが多いのですが、初心者にとってはなかなか気づきにくいものです。しかし、この本では、それらの要素が具体的な言葉で説明されており、まるでプロの講師に直接指導を受けているかのような感覚を覚えます。
作業工程の丁寧な解説
また、この本では、単に知識を羅列するだけでなく、実際の作業工程を丁寧に解説している点も大きな特徴です。例えば、デッサンの手順、構図の決め方、色の塗り方など、具体的な手順が分かりやすく説明されており、読者はすぐに実践に移すことができます。
特に印象的だったのは、描きたいイラストを思考する際に、イラストマップ、いわゆるマインドマップを活用している点です。描きたいイラストのテーマを言語化し、その言葉から連想できるイメージをさらに言語していくという手法です。イメージが言葉に表されているので、Google検索なので資料も探しやすい。現在の時代にとてもあっている手法だなと感じました。
読者への親身なアドバイス
さらに、この本では、技術的な解説だけでなく、読者への親身なアドバイスも数多く盛り込まれています。例えば、「絵を描く上で大切なことは何か」「モチベーションを維持するにはどうすれば良いか」「絵を仕事にするにはどうすれば良いか」など、読者が抱えるであろう疑問に丁寧に答えています。
これらのアドバイスは、よー清水さん自身の経験に基づいたものであり、非常に説得力があります。私がなるほど!と思ったのは、「絵を仕事にして絵が嫌いになる。それは、絵を描くという行為が普通になったこと」という作者の考え方です。この捉え方は、絵を描くことだけでなく、他の仕事に対しても考えられることで、読者自身の仕事に対するモチベーションを高め、目標に向かって努力することができるでしょう。
読み物としてもおもしろい
私見ですが、「絵がふつうに上手くなる本」は、絵を描くすべての人にとって、非常に価値のある一冊です。また、表題にも載せましたが、著者である、すー清水さんが「画力と言語能力の複合が私の強み」と、本の中でおっしゃっているように、絵を描くためのテキスト本ではなく、普通に読み物としても面白い一冊であると思います。まったくの偶然ですが、前回図書館でかりた2冊の中にも、すー清水さんが執筆された本がありました。まだ、読んでないので、読むのが楽しみです!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!