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マンガレビュー『正反対な君と僕』と私とGemini

さて、今回はちょっといつもと違って、基本、自分で文章を書いています。何回かGoogleのAI,Geminiを利用して文書を作成してきたんですが、現段階で私が感じたGeminiを使用した文章作成について、つらつらと書いていきたいと思います。

マンガ系のレビューは苦手?

 題名にもなっている『正反対な君と僕』の読書レビューを書こうと思って、プロンプトに何回か指示を出したのですが・・・

主人公である、「谷」「鈴木」以外の登場人物の紹介がまったく的外れ

なんですね・・・。『正反対な君と僕』は3組のカップルが登場します。
・谷(内向的に見えるが、自分の我を通す強さを持っている男子。)と鈴木(外交的に見えるが、つい周りに合わせてしまう女子)
・山田(能天気で、失敗を恐れない男子)と西(臆病で、失敗が怖い女子)
・平(考えすぎて、コミュニケーションを極端に恐れる男子)東(あまり考えず、すっとばしてコミュニケーションをとる女子)
の3組なんですが、谷と鈴木以外の登場人物の紹介がもう・・・ね。
なんで、Geminiでのレビューをあきらめてしまったわけです。はい。

いや、おもしろいんですよ!『正反対と君と僕』!私の推しポイントは、登場人物の心理描写がもうピカイチ!僕は特に平と東がでてくる回が好きですね。「私はどうして集団より一人二人が楽なんだろう・・・?」ってもやもやして、回想して・・・、気づいて、自分から友達に・・・みたいな。
 あとは、登場人物の中では一番人見知りで、恋愛なんて!だったキャラが実は、いっちばん積極的だったりと、「おお!こ~いう意味でも正反対なのね!」と、ほん~とうに楽しく読むことができます。中学生とか、高校生の年代の子供たちには読んでほしいなあ・・・って思います。作者の阿賀沢紅茶さんのべつの漫画、氷の城壁もおススメです。『正反対の君と僕』のライトな感じよりは、こっちはちょっと暗めというか大人というか(あくまで私見です)・・・だけど、基本的にはラブコメです。  

書籍は得意?

 『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』のレビューをGemini頼んだ時は、そんなことはなく、割とスムーズに自分の好きなレビューが生成された感じがします。プロンプトに「〇〇のことをくわしく」とか「▽▽と関連させて」という指示をだしても、うまく文章をつないでくれた気がします。やはり、テキストベースの書籍のほうが、レビューとかにするなら得意なのかなあと感じました。
 ただ、『正反対な君と僕』は比較的新しいマンガなので、これが、「鉄腕アトム」や「ドラえもん」などの、いわゆる古典的な名作漫画のレビューになると、また、変わるのかもしれませんね。 

考えながら書く から 読みながら書く へ

Geminiを利用して読書レビューを作成して感じたのが、上記のことです。「ん~ここはどう書こうかなあ?」から「ん~この表現だと自分が言いたいこととちょっと違う気がするなあ、もう一度生成するか・・・」みたいな感じで、基本「読んで」考える時間が多かった気がします。私は昔、試験があったので、小論文を書いて書いて書きまくった時期があったのですが、最終的には、どんなお題でもだいたい自分の書きたいことが同じになってくるんですね。Geminiで文書を作成しているときの、Geminiが生成した表現を読んで読んで読みまくって、自分が表現したい文章に気づく感覚がその時の感覚に似ているのかな?と感じました。

 つらつらと書きましたが、「書く」にしろ「読む」にしろ、自分が伝えたいことをどういう言葉や文章で表すかということを考えることが大事で、やっぱりそれは、たくさん文章に触れることが大切なんだろうなあと思いました。以上でーす。お読みいただきありがとうございました!

『正反対の君と僕』はジャンププラスで読むことができますよ~

※TOP画像はキャンバのマジック生成で作成しました。


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