情報に、”当たり”をつけて、”現場”を見る。
こんにちは。
情報に”当たり”をつける。
これに関連する経験がありましたので、少しご紹介。
最近は、太陽光発電など補助金の申請を行政に書類提出する案件に取り組みました。
その際に、照明の省エネ装置の設置場所を取りつける前の情報を写真で納めなければいけないということがあったのですが、
照明の省エネ設置箇所って、たくさんあります。こんなところにも、照明器具があったのか?!と。
そして、図面と省エネ設備箇所わかるように記載する必要があるという中で、
上司から、施設図面が来ていない状況で、調査しろと言われたわけでした。
私がその場で答えたのは、”図面 のない状況で、不慣れな施設の写真など撮れない!二度手間になるだけ!”でした。
このようなハッキリとした意思表示をしたので、
図面がきてから、写真撮影をしたわけでした。(急ぎで、申請書類を仕上げるところまでしました汗)
財務諸表をいかにしてデータサイエンスと結びつけるかが私のテーマになっていますが(だから簿記学習をやっています)、
そこに合わせて、
気づいたことがありました。
財務諸表(財政状況・経営成績に関わる資料のことです)に現れるデータをもとにして、
数値に表れている 運営上の”課題”点というのが見抜けるようになれば、
その”当たり”をつけた状態で、職場の状況をみに行くことができるはずだと。
どんな企業でもそうなのか知りませんが、
地方の中小企業などでは、
実際に現場に入ってなんぼ という考え方があると思います。
そして、この考え方は非常に大事なことだと私も思っています。
ただ、そこで問題なのは、
現代日本は、昔のように、労働人口が豊富ではない ということです。
労働力が少ない状況で、現場経験をどれだけ積ませようとするのか?
という具体的な目標がないということ。
具体的な数値なしに、丁稚奉公的に現場見習いをするのは、
確かな力を得られると思いますが、とても時間がかかる作業になります。
そして、経営・運営サイド側で立ち回らなければいけない人が、現場までフルコミットで入って、果たして運営ができるのかというと、
よほどの能力値が高い人でないと難しいと思われます。
私には、できない芸当です涙
だから、自分の持っているリソースでいかに最大限にするのか で、考えてます。最小限のエネルギーで最大限のパフォーマンスを引き出す!
その中で、現場を知りたい けれども、現場の業務もさまざまにある中で、
一体 どこから見ればよいのか?
その当たりなしに、全ての業務を経験してみてから考える というのは、
話を前に戻すと、
”図面”なしに 既存の照明器具を探しに行くのと同じことだなと。
”図面”にあたる、財務諸表の情報が読み取れるようになるのならば、
一体どんなところに、”異常値”が存在するか それをもとに、
現場に入り、状況を見ることができるはず。
そのような”当たり”をつけることで、
情報を見抜けるはずだと。
逆に、”当たり”をつけることなしに現場に入り込んだとしても、
本当の問題に目がいかない。
目の前で、その原因の現象が起こっている、あるいは実際に
自分が取り組んでいることの中にあるにも関わらず
見えてこない。
だからこそ、”当たり”をつけることが大事なのだということを
ふっと、閃き言語化できる状態になったので、これは記事にしようと思い今回の記事にした次第です。
(改めて、自分自身がなぜ簿記の学習をしているんかについてを、明確にできるようになった記事になりました!)
実際に、今私の簿記の知識がへっぽこなので
財務諸表からどんなデータ(異常値)を読み解いて、現場を見に行きました
という実体験はできていませんので、
実体験を伴う経験をしながら試行錯誤したプロセスについては、
改めてこの記事に関わるものとして続投していこうかと思います!
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