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デジタルツインから見える、これからのSNSの価値

国家戦略に関わるデジタツツインという言葉をご存知でしょうか?
デジタルツインって何?
これは、ネット世界と現実世界を行き交うようにすること。
Softbank用語解説では、

デジタルツインとは「リアル(物理)空間にある情報をIoTなどで集め、送信されたデータを元にサイバー(仮想)空間でリアル空間を再現する技術」である。現実世界の環境を仮想空間にコピーする鏡の中の世界のようなイメージであり、「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれる。

https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/202009/digital-twin/

と説明しています。この用語が土台となって、内閣府の掲げる”Society5.0”
参考:https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/

の話が読み解けるようになりますが、ここでは割愛いたします。

デジタルツインを私なりに、一言で言わせて頂きます。(当ブログ”一言で言ってよ” 参照)
もっと言うと、ネットにおける個人と、現実世界の個人を結びつける考え方だと考えるとスッキリする(自分の身近になる)かと思います。
つまり、現実世界の自分と、ネット上にいるもう1人の自分”アバター”。
このことを踏まえた上で、SNSの価値を見ていこうと思います。

(この考え方を持つと、内閣府国家プロジェクトとして実際に考えられていることが、わかりやすくなるかもしれません。(ムーンショット計画)。)
ここで注意が必要ですが、
SNSの情報を見ると、デジタルツインはじめ、ムーンショット計画のことについて賛否両論の話が出てきます。
ただ、よくよく分析すると感情的な議論になってしまっているように映ります。
日本の超高齢化少子化問題に対して、どう解決策を講じるのか? 
これが抜けた議論は、価値がないように思われます。
だから、ご自身の判断軸・”絞り”を持つことと
本質を見抜けることが大事かと思います。
感情的な話をしているほど、日本は時間をもっていませんので。

SNSのカチ(価値&勝ち)
というブログで解説しましたが、さらに踏み込んだ話をしてみたいと思います。
少子高齢化の話を、前回の記事でいたしました。
その中で、介護の分野に絞った話をしましたが、
もう少し視野を広めて考えたときの、少子高齢化問題とは?

では、具体的な例をもとに話を進めてみたいと思います。
地方の様子を、少し洞察してみると分かりますが、
道の整備は、一体どういう方々がしているのか?
水道の整備は、一体どういう方々しているのか?
公共物である橋の塗装をするのは、誰がしているのか?などなど

一言で言えば、各自治体が行っているということになりますが、
もっというと、その地域の業者さんがやっているわけです。
ただ、この業者さん たちもよくよくみると、高齢化が進んでいるのが分かります。
地方で機会があれば、是非とも意識してみてもらえたらと思います。
地方でない場所だったりすると、若手の人たちがいるかもしれません。
ただし、外国の方たちだったりすることが多いと思いますので、
ご自身の目で確認してもらえたらと思います。

貴重なインフラを支えてくれていた事業所の高齢化が進むと、
体力的な問題で、請負が難しくなっていくことが容易に想定されます。
(前回2025年問題を介護分野に絞りましたが、こういったところもまた2025年問題と言えば言えるでしょう)
このインフラ整備ができなくなると、生活ができなくなってしまいます。
だから、人手の少ない状況でどのようなことをする必要があるでしょうか?
その地域に住まう人たちの中で賄おうとするはずです。

例えば、今読者の方がある村の1人だと設定します。
道が壊れてしまって、その補修作業をお願いしたいとなったときに、
どうしますか?
自分の所属する村で、
ノウハウを持っている人はいないだろうか?
土木建築の経験をしたことがいないだろうか?
重機を動かすことができる人はいないだろうか?
などなど考えて、協力を依頼しようと考えるでしょう。
村というコミュニティーの良さは、一人一人がどういう人かを理解している良さがあります(ありました)

ですが、今は村も少子高齢化が進んだり、平成の大合併によって村、市などが大合併する中で、コミュニティーが拡大と同時に関係性が薄まってしまって、昔のようにどんな人がどんな能力を持っているのかが分からなくなるようになってしまっているのが現状です。

その中で、いかに効果的に人材を見出すのか?
それが、正しくSNSになる。
SNSで、自分の地域の近くに住んでいる人の情報発信を見て、その人がどんな能力を持っているのかが分かれば、募集をかけることができます
(物理仕事でなかったり、あるいは知恵を教授してもらうなどであれば、近場でなくとも遠隔の人に尋ねてもできる)
いわば、新時代の名刺に代わるものが、SNS であり、
名刺というのを言い換えるのならば、”アバター”ということになります。
このアバターがどんなアバターかで、判断して
これまでは、直接的に出会っていた人からお声かけしていた”村”のあり方から、
デジタル空間の”村”から、人にお声をかけるというようなあり方になるわけです。

だから、いざ必要なタイミングで声をかけたくても、SNSの情報発信をしていないと、どんな人物かわかりませんし、あるいは、SNSで名前とプロフィールは書かれていても、発信が途絶えていたり、あるいは全くプロフィールと関係のない発信をしていたりすれば、本当に大丈夫かなと思ってしまうことだと思います。だから、SNSで”生きた情報”を発信し続けることは大事ですし、発信し続けたその軌跡は経歴として、読む側は判断するようになると思います。
 だから、SNSの発信は価値があるのだと思い、今日もまたコツコツと発信をしていこうかと思います。

(これが、マイナンバーカードで実際にしようとしていたことだったのだと私は洞察するようになりました。いかに少子高齢化が深刻化する中で、これまでのインフラを維持し、かつ国として発展していくことができるようにするための国家が考える最善手であったと。しかし、現状導入は大荒れになってしまっていますので、しっかりと運用できるかどうかが不安定になってしまっているのをみるにつけ、ますますSNS 運用がマイナンバーカードを補完(or 代替)する機能になるのだろうなと思っています。)

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