受験生必見:英語勉強法⑤「勉強」と「作業」の違いが合否を分ける!

こんにちは。(株)トキタ代表の土岐田 健太です。

今日もこの時間がやって参りました!

今回の悩み相談は

「一生懸命やっているのに結果が出ないなあ」

というものです。

<対象読者>

一生懸命部活をやってきたけど、勉強はやってこなかった。定期試験は全然だったけれど、受験勉強では難関大学に合格したいと思っている。そんな生徒に向いている話かもしれません。(ちなみに部活をやっていなくてもwelcome。僕は高校帰宅部でした!この話は授業にて・・・。)

僕は基本的に勉強を「成果主義」で考えます。一生懸命やっているのに結果が出ないということは、それは「やり方」が「合っていない」あるいは「おかしなやり方をしている」可能性があります。

一定期間(月単位)で、取り組んだら「成果」が上がる!

これこそが、自分に合った「勉強のやり方」です。

受験生を毎年見ていて気になるのは「作業」が多いということです。

例えば、生徒の予習テキストを見て、長文全てにふってあるSVOCMとマーカーの嵐を見ると、「これって何がポイントかわかる?」を尋ねます。

すると、「全部大事だと思うから・・・」と返ってきます。(もちろん、それで成果が出るならばOK)

しかし、すごく「できる受験生」や「上手く行っている受験生」は「メモ」や「ノート」もシンプルです。そして、「なぜそのやり方をしているのか」自分なりの説明ができる人がほとんどです。

スペースも残してあり、「あとから気がついたことを書き込める」ようになっています。

「ノートのまとめ直し」も基本はしないです。

「資料」や「授業で書いたこと」を頭に入れる方に集中します。

むしろ、ノートを左右に分けて、右を赤シートで隠せば覚えられるように

「授業中」にカスタマイズします。さらには「授業中」に先生の間のあるところで「心の中で繰り返し反芻して、覚える」のです!

SVOCMやカッコ付け(カタマリに名詞、形容詞、副詞のカッコをつけること)もあくまで「複雑な文構造」と出合った時に限定しているのも特徴です。

さらにノートを見ると、「英文を写す」真似はしていません。

「コピー」を貼る、あるいは「白文ページに書き入れ」ているのです。これは「無駄な作業」を減らすための知恵だと思います。

僕自身中学の頃、「英文を書き写す宿題」に疑問を持っていました。

音読をして、音声を繰り返し聞いた方が結果として「テキストを丸飲み」できました。まだ学習の深まっていない段階で書き写すのは、あまりお勧めしません。強いて言うならば、もし英文を「音読しながら書く」ならば成果は出やすいです。

今回は「勉強」と「作業」の違いを書きました。きらびやかになりすぎて、頭に入っていないときは要注意。「頭に残る」授業の受け方をしてください。

ぜひ、「勉強の中身」を濃いものにしてくださいね。



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