夏の課題図書①『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』×『ゼロから覚醒はじめよう英文法』
そろそろ『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』(Gakken)の出版から1年が経過しようとしています。昨年は1学期最終回の授業日が発売日というなかなか粋な計らい(?)があり、授業も大いに盛り上がりました。
今年に関しては、「夏期講習前の課題図書」の位置づけで本書を紹介します。ベストタイミングも今だと考えていて、英文法をひととおり学習した今だからこそ、本書に取り組む価値があります。
もちろん、塾や予備校に通っていない受験生には夏前のメインな学習教材として使っていただくことも可能です。夏の講習や本格的な夏期の学習の前の基礎固めの完成として、本書を手に取ってもらえると、一冊終えた時にきっと他の学習がスムーズに進みます。
今の入試では難関大になればなるほど、文法単独の問題ではなく読解、リスニング、作文などで英文法の体系的な知識が必要な受験生が増えています。
そんな中、本書を執筆した動機の一つに「その分厚い参考書に割く時間を他に回したほうがよくない?」というものがありました。分厚い本というと誤解があるので、「解説が詳しくないのに分厚い本」と言い換えておきます。
※僕は分厚い本でも、総合英語(解説の詳しい総合文法書)の本は好きで自分も受験生の頃から愛用していました。今も受験生に早めに通読をすることを勧めています。
まず、本書に取り組む前提としてひととおり英文法の学習をしておいてください。通読しやすい本として、拙著の『ゼロから覚醒 はじめよう英文法』(かんき出版)を読んでおくと安心です。合わせて、中学範囲~高校初級レベルでもつまづきがある人は『土岐田のここからはじめる英文法ドリル』も並行して取り組んでもらえると最高の布陣になります。
通読のペースメーカーにはこちらを活用ください。
ゼロから覚醒英文法①~2週間インテンシブゼミ前編~|土岐田 健太(ときた けんた) (note.com)
ゼロから覚醒英文法②~2週間インテンシブゼミ後編~|土岐田 健太(ときた けんた) (note.com)
次はとうとう『土岐田のここからつなげる英文法ドリル』(Gakken)のオススメの使い方です!
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英文法を実践に使う方法(社会人向け)の話をしています。