簿記論総合問題演習スタート〜仕訳メモからの卒業〜
過去問で敵を知り、総合問題に出題される論点の演習がある程度進んだら、本格的な総合問題演習に入りましょう!
1 「総合問題集応用編」を解く
2 引き続き「個別問題の解き方」で総合問題に出題される論点をまわす
の2本立ての記事になってます。
1 「総合問題集応用編」を解く(2周を2ヶ月くらい)
勉強方法等は、これまでと同様に、時間を測って解く→答えを読む→解答状況等をメモする→解答を読んでも分からない場合はとりあえずスキップ です。
一回目を解く時などは、特に、解く際にストレスを感じることがないように、解けるとこだけ拾って解いて、解答を読むことに時間をかけた方が良いです。
重要な点は、タイトルにも書いてありますが、仕訳をメモするスタイル→前T/Bにメモするスタイルに変更することです!(他にも方法があるとは思いますが、私は前TBメモを推奨します)
ここまで、みっちりと仕訳を頭に入れてきたため、解ける問題については仕訳が頭にすぐ浮かんでくるはずなので、それを前TBにメモしていきます。
メモの手順は下記の通りです。
①問題文中の注意事項(税効果の税率、端数処理、為替レート等)を上部の余白にメモ
②前TBの資産サイド負債サイドともに勘定科目の中心にマーカー
③資産、負債、純資産、収入、費用をマーカーで区分
ここまで下準備をしたら、あとは、仕訳をメモする気持ちをグッと抑えて、前TBに直接メモです!例えば、売掛金/売上 の仕訳は、前TBの売掛金勘定のマーカーの左側に金額メモ、売上勘定のマーカーの右側に金額メモ です。
慣れるまでは、仕訳メモより時間がかかるかもしれませんが、慣れると、格段に解答スピードが上がりますし、集計ミスも減ります。
2 「個別問題の解き方」(3周〜4周)をやる(総合問題集応用編と同時並行で)
引き続き、個別問題の解き方で、総合問題に出題される論点のみ、回します。
総合問題集応用編と個別問題の解き方を、同時並行で、繰り返し解いていくことで、シナジーが生まれて解くほどにどんどん実力がついていくのを実感できると思います!!
次回の記事では、財務諸表論の勉強をスタートしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!