総合問題対策〜過去問つまみ食い(簿記論大問3のみ)&個別問題の解き方〜
この記事では、本格的に総合問題演習に入る前の準備についてご説明します。
1 簿記論過去問を大問3だけ解く(勉強期間:1ヶ月)
「総合問題の解き方」によって、総合問題の解き方がざっくり頭に入ったら、いきなり過去問から手をつけます。ただし、このタイミングでは、簿記論の大問3のみを解きます。
この時期に過去問を解き始めることのメリットは下記の2点です
・最終的に到達しなければならない点(本試験レベルの問題)を認識できる
・ゴール(本試験のAランク問題の正答率を100%に近づける)から逆算することで、総合問題演習の優先順位付けができる
過去問の解き方
・制限時間内60分で、現時点でとれだけ解くことができるか確認
本格的に問題演習をしていない現時点では、ほとんどの問題を解くことができないかもしれませんが、全体の問題文を確認して、解ける問題を探して、解いていきます。
・答えを「読む」
答え合わせの際は、現時点でどれくらいの問題が解けたか、項目ごとに日付とメモ書などを残すようにします。8/28 ❌(全く解けないの意味) 8/29○ (初見で解けたの意味) 8/30❌仕訳が一本抜けた etc
一通り答え合わせが終わったら、解答を読み込みます。解答を読んで、解き方が理解できたところは、次回解く際に解答できるようにします。解答を読んでも理解できないところは、とりあえず無視しておきます。
・初見で解けたとこ&答えを読んで解けるようになったとこだけ拾って解く(2巡目)
過去問は2巡だけ解くだけで十分です(問題演習後にまた解くようにするので)。
2巡目は、一回目の答え合わせで理解できたとこが取れているか確認していきます。
2 簿記論個別問題の解き方で問題演習をスタートする(勉強期間:1ヶ月)
簿記論過去問大問3の2巡がおわったら、「簿記論個別問題の解き方」をスタートします。
ポイントは、簿記論の総合問題で繰り返し問われている論点(過去問集の過去5年間の出題範囲表なども参考にしつつ)を先行してやることです。
総合問題でよく出題される論点のみ、まず2巡解いて、総合問題を解く力をパワーアップさせていきます。
次の記事からは、総合問題応用編を解いていきます。
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