コーディネーターに相談してみよう! プロジェクト探究部@階上中学校#4
前回に引き続き、階上中学校プロジェクト探究部(プロ探部) 第4回目を実施しました!
↓前回記事はこちら↓
チェックイン「家の中にいるときに大雨の警報のサイレンが鳴ったらどうする?」
本日のチェックインは、防災をテーマに探究活動に取り組んでいるプロ探部の部員からの持ち込み企画でした。”家の中にいるときに大雨の警報のサイレンが鳴りました。あなたは、まずなにをしますか?”という質問に対して、
参加していた中学生からは、”家族の安否を確認する”、”災害時にも電波の影響がなく災害情報を入手できるアプリを確認する”、”備蓄を確認する”などの声が挙がりました。
チェックイン(アイスブレイク)の時間は、コーデイネーターが仕切ることが多いですが、今回のように参加する中学生からの持ち込み企画も大歓迎。ぜひ、”プロジェクト探究部”だからこそできることなど、この場を積極的に活用してください!
コーディネーターに相談してみよう!
個々の探究活動が進んできており、フィールドワークの計画立案や探究テーマに関係する企業へのメールや電話によるヒアリングなどの段階に入っています。
防災、地球温暖化、海洋ゴミなどのテーマに取り組んでいる中学生が多いなか、活動が進んでいくと、”初めて企業の大人にメールや電話をするけどどうしよう”、”ポスターやリーフレットの対象を誰にしよう”など、活動上の悩みや疑問が湧いてきます。
コーディネーターは、目の前の中学生との対話を通して、具体的にアドバイスをしたり、今一度考えさせてみたりといったサポートを行いました。
最後に
実は、今回は、階上中学校出身の現在東京の大学に通うH君が、スペシャルゲスト(?)として参加してくれていました。参加していた中学生との対話やアドバイスもしてくれました。本人は、中・高生時代に取り組んでいた頃の総合の時間や探究活動の取り組みが”進化”していると話していました。最後に、中学生向けに、ぜひ今取り組んでいることに自信を持って継続してほしいという熱いメッセージを送っていました。
気仙沼の学校と地域のつながりがより強固に、地元の企業が子ども達の学びを応援し、そして学びが”循環”していくような町になればいいな、と思います。
(文・探究学習コーディネーター 渡邊国権)