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問題構造から考えよう!@松岩中

日時:2021年6月4日
場所:松岩中学校
学年:3学年
概要:メンタリング
コーディネーター:加藤・成宮・三浦

松岩中学校3年生の授業に伺いました。
前回はコーディネーターで分担し、時間を区切って個別相談を受けましたが、今回はフリーで生徒に声をかけてまわります。

前回の記事はこちら。
210514_松岩中記事リンク)

初めにコーディネーターのからテーマを設定するにあたり、いくつかの問題構造があることを説明しました。

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例えば、「海洋プラごみが増えている」のは、「レジャー客のポイ捨て」が要因だと、ざっくりとした分析で止まっている生徒が多くいます。

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しかし、問題の要因は1つだけとは限りません。幾つにも連なっており、問題を川の上流・中流・下流に見立てて考えます。
上流ほど分岐が多く、下に流れていくにつれて問題の結果が絞られていきます。

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問題の要因をブロックごとにまとめて可視化することで、解決策が考えやすくなります。
問題構造の説明後は、それぞれテーマの深掘りに入りました。

コーディネーターに話を聞きたいけど、手をあげにくい・・・。
そう思っている生徒もいるかもしれません。
コーディネーター側も、声をかける事で考え中の生徒の皆さんの邪魔になってしまうのではと感じてしまうこともあります。

そこで、松岩中学校では実験的に机と筆箱を活用して現在の状況を伝える取り組みを実践しました。

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机の左側に筆箱を置く
声かけ不要:考え中・調べ中の人
机の右側に筆箱を置く
声かけ希望:困っている・ヒントが欲しい人

ルールを決めて、コーディネーターは右側に筆箱がある生徒を中心に声をかけていきました。
左側に筆箱を置いている人は、考えることに集中できます。

今回はほとんどの生徒が「左側」だったので、あまり積極的に声かけをしませんでした。
お互いが気持ちよく、スムーズに取り組める方法を今後も模索しながら活動を進めていければと思います。

(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 三浦亜美)

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