いいね!から考えよう! テーマ設定
日時:2021年5月14日
場所:松岩中学校
学年:3学年
概要:メンタリング
コーディネーター:加藤・成宮・三浦
探究学習のガイダンス以降、初めて3年生の授業に参加しました。
生徒は1人1つずつテーマ(問い)を設定するところまで進んでいました。
今日はコーディネーターが分担して1人5分程度個別相談を受け付けます。
今回上がったテーマの一部はこちら。
・支援学校などで困っていることについて
・フードロスを減らすには
・どうしたら人口減少を止められるか
これらのテーマについて、どのように感じるでしょうか?
「テーマが広すぎるよ」
「そんなことあなたには変えられないよ」
色々と感じることはあるかもしれません。
でも、まずは “いいね!” を心がけて、なぜそう思うかを聞くことから始めます。
「いいね!」「面白いね!」
そして、
「なぜそのテーマを設定したの?」「どうしてそう思ったの?」
足りないところを突っ込みたくもなりますが、生徒が自ら考え・答えを出せるように導くのがサポート側の役割です。
話を聞いていくと、壮大なテーマの中にも思い描いている身近な人や、困っている現場が見えてきます。
#まずは、生徒に やってみたい!という気持ちにさせることが、探究活動を始めるうえで一番大切だと感じています。
そのため、最初の段階は広いテーマでも構いません。
時間はかかっても、生徒に問いを投げることによって、必ずテーマは深まっていきます。
生徒が自分ゴトとして取り組めるテーマを一緒に探っていきましょう。
最初の重要な時期ですので、ぜひコーディネーターを活用ください。
(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 三浦亜美)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?