フィールドワークに行こう!鹿折中マイプロジェクト部 #4
第4回目となるマイプロジェクト部は、いよいよフィールドワークです。学校を飛び出して、地域でキーマンたちに話を聞きにいきましょう!
部員一人ひとりのテーマに合わせて、コーディネーターが事前に地域のいろんな人にアポを取ってあります。学校に集合してから、学校が用意してくれたジャンボタクシーに乗車、みんな一緒に行動しながら、それぞれの人に会いにいきます。
さらに今回は、まるオフィス(当事業受託NPO)が研修受け入れ中の高校教員や有志で参加してくれた市内中学校教員も同行します!多様な立場の大人がたくさんいるのはいいことですね。
まず向かったのは観光施設「海の市」です。
「リアスシャークミュージアム」見学
サメの勉強。サメがテーマの生徒がいるため。観光戦略を立案するDMO「地域戦略」ヒアリング
スタッフから地域の魅力や観光戦略について紹介してもらう。観光がテーマの生徒がいるため。(写真下)「NHK連続ドラマ小説『おかえりモネ』展」見学
この日はあいにくの雨だったため、屋内のモネ展へ。おまけ。
続いて、内湾エリアのPIER7に入るシェアスペース「スクエアシップ」に向かいます。ここからはグループに分かれ、それぞれのテーマに関係する人たちのヒアリングをしました。
「気仙沼市移住・定住支援センター MINATO」から移住施策についてヒアリング。
ジェンダーマイノリティ問題に取り組む住民からLGBTQ+の課題についてヒアリング(写真上)
MINATOの女性スタッフから若者のメイクについてヒアリング(女性のメイクについてテーマを設定した生徒がいたため)(写真下)
防災の取り組みについて気仙沼高校OGの大学生にオンラインでヒアリング
一人ひとりのテーマに合わせて丁寧に人選を行い、およそ3時間のマイクロツアーを組むという挑戦でした。手応えがあったので、翌年の夏休みも継続したいです!
引率が私たちコーディネーターだけだった、という点もポイントです。授業時間内ではフィールドワークの時間が取れない、でも意欲ある生徒には地域で探究してきてほしい、という気仙沼の先生がいらっしゃいましたら、コーディネーターにフィールドワークの企画をお任せください。
(文・探究学習コーディネーター 加藤拓馬)
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