情報発信の目的は、大きく4つに分類できる
こんにちは。
社長の情報発信のサポートをしている高原です。
今回は、情報発信では「4つの目的」を使い分けよう というお話をさせていただきます。
僕は今年から、経営者の情報発信パートナーとして活動しています。
「どんな発信をすれば、社長のビジョンを実現できるか」
このテーマに対し、経営者と共に、考え、チャレンジしています。
経営者は、いろいろな「課題」を抱えているかと思います。
今回ご紹介する「4つのテーマ」での発信は、その多くを解決にみちびく事ができます。
■情報発信の4つの目的
では早速、中身に入ります。
社長が発信で伝えたい事は、目的によって4つに分類できます。
【4つの目的】
「貢献できること」を伝える
「熱量」を伝える
「信用」を生む
「接点」をつくる
情報発信をする理由は、人によって違うと思います。
(ファンを増やしたい、集客したい、採用活動をしたい、サポーターを集めたいなど…)
ですが、理由がなんであれ、発信するべき内容は同じです。
この4つを伝える事ができれば、いろいろな課題の解決に役立てることができあるはずです。
なので、まずは「いま、自分が作っているのは、どの目的のコンテンツなのか」を、ハッキリさせましょう。
それだけでも、価値が伝わるようになり、ファンが増えていくはずです。
■1.「貢献できること」を伝える
まず最初に作っておくべきなのは、「相手にどんな貢献ができるのか」を伝えるコンテンツです。
情報発信で上手くいくための、ひとつの鉄則があります。
それは「相手にとって、重要な話」をすることです。
「貢献できることを伝えるコンテンツ」というのは、言ってしまえば「サービスの説明」です。
ただ、重要なのは「相手にとって重要な話」に変換して、伝えているかです。
例えば僕のサービスの場合。
普通に説明したら「情報発信のコンサルやってま〜す」となります。
これを「相手にとって重要な話」という角度で説明すると、
ファンを増やす方法が、わかるようになるサポート
時間がない人でも、発信ができるようになるサポート
何を発信すればよいか、を一緒に考えるサポート
みたいな伝え方になります。
発信している人でも、「相手への貢献」をシンプルにわかりやすく伝えるコンテンツが無い人が、結構多いです。
当てはまる人は、まずは「相手に貢献できること」を、シンプルに書いてみましょう。
下記のイメージで説明すれば、書きやすいと思います。
僕が今やっているサービスの場合、「社長の発信、サポートします」のnoteが、これに該当します。
このコンテンツは1つ作っておけば、超便利です。
初対面の人には、「とりあえず、これ見てください!」とURLを渡します。
営業ツールとしても役立ちます。
その場で仕事が決まらなくても、「こんなサポートをしてる人がいる」と、頭に入れてもらう事はできます。
■2.熱量をつたえる
このコンテンツは「あなたの事を好きになってもらう」ためのものです。
僕は「誰と一緒にいるか」で、人の豊かさは変わる、と思っています。
同じ給料だったら、一緒にいて楽しい人たちと働きたい。
同じコーヒーなら、明るく楽しい人のお店で飲みたい。
同じ仕事なら、真剣に向き合ってくれる人に頼みたい。
きっと、共感してくれる人も多いはず。
だから、
自分が仕事に「どのように向き合っているか」は、しっかりと伝えるべきです。
具体的には、こんなテーマでコンテンツを作ってみましょう。
「貢献できること」に加えて、これらが伝われば、あなたへの信頼感は大きくなるはずです。
こんな事を、こんな想いでやっている人。
仕事を通して、自分にこんな「ビフォーアフター」を提供してくれる。
これが伝われば、対象となる相手は、きっと興味をもってくれます。
情報発信は、熱量がある人ほど、その効果は絶大です。
大切にしたい価値観がある人
真剣にチャレンジしている人
伝えたいものがある人
そんな想いがある人は、ぜひコンテンツにしてみましょう。
僕の場合、「僕が『 心の底からやりたい』と思う仕事」のnoteが、これに該当します。
■3.信用を生む
今までのコンテンツで、
「こんな事を、こんな想いでいる人」だと伝わりました。
ですが、これだけでは「信用」が足りません。
言っていることが「本当に出来るの?」という疑問が残ります。
そこで、下記のような部分を見せて、信用してもらいましょう。
わかりやすく言いかえると、
十分な実力があること。
人間性がちゃんとしていること
しっかり活動していること
この3つが伝われば、信用してもらえる。ということです。
どんなサービスをしているにせよ、専門性は大切です。
実績・経験・スキル・知識…
あなたが持っている武器は、すべてオープンにして良いと思います。
いくら実力があっても、人間性がダメなら、頼みたくないです。
家族を大切にしていたり、
仲間を大事にしたり、
真剣だったり、
人間らしい悩みがあったり…
人は、心を開いてくれる相手の方が、信頼できます。
だからこそ、人柄が出る部分も、オープンにした方が良いと思います。
定期的に「見かける」という事も信用です。
最後に見たのが去年の人と、毎週かならず目にする人。
後者のほうが、「気軽に頼みやすい」ですよね。
定期的な更新が大切だといわれるのは、その理由が大きいです。
逆に言えば、別に毎日、更新する必要はありません。「しっかり活動していること」が伝わっていれば十分、信用できますから。
■4.接点を作る
何をするにしても、新しい出会いは大切です。
そのために、まずは「関係づくりのきっかけ」が必要になります。
現実世界なら、飲み会や、営業や、交流会や…いろいろありますね。
情報発信の場合は、
相手の「直近のお悩み」を解決してあげることで、きっかけを作ることができます。
これは、どんなメディアでも、基本は同じです。(広告だろうが、SEOだろうが、SNSだろうが。)
これは、古いアニメをイメージすれば、わかりやすいです。
学園のアイドル的な女子がいたとします。
仲良くなりたいけど、どうすれば良いかわからない。
自分は、クラスの端から見ているだけ。
あるとき、急な土砂降りで、雨やどりをしている彼女とバッタリ。
そこで、傘を貸してあげて、ストーリーが動き出す…。みたいな。
彼女との関係は「この間の傘、ありがとう」から始まります。
(おっさんが使うには、キモい例えですが…)
ネットで接点をつくる時も同じ。
まず「相手の直近のお困りごと」を解決してあげることがスタートです。
あなたも、手元にどんな「傘」があるかを、考えてみましょう。
日々、誰かにそれを渡していれば、出会いに困ることはなくなるはずです。
■まとめ
今回は、情報発信で使い分ける、4つのテーマというお話でした。
おさらいすると、下記です。
「貢献できること」を伝える
「熱量」を伝える
「信用」を生む
「接点」をつくる
これは、作成する優先度が高いものから並んでいます。
ちなみに、お客さんの動きでいえば、逆のイメージです。
(接点 → 信用 → 熱量 → 貢献)
僕の経験上、まずは1と2を作った方が良いと思っています。
これがしっかり出来ていれば、現実社会で生まれる関係や、直接知り合いに営業したりすることで、目的につなげることができるからです。
なので、先に1や2から作ることをおすすめします。
ちなみに、この4つのテーマを作るには、「大切にしたい相手」が決まっている事が重要になります。
ここが決まっていないと、上手く伝わるコンテンツを書くことができません。
なので、「大切にしたい相手の考え方」についても、ぜひ読んでみてください。(次回のnoteで書きます。)
■あなたのチャレンジ、手伝わせてください!
僕は、こんな人を全力で応援したいと思っています。
「誰かを助けたい」という熱い思いがある人
もっと上に、もっと面白く、とにかく挑戦している人
自分が扱っている商品が「最高に素晴らしい」と信念を持っている人
最高の物を作りたい…という情熱で動いている人
自分の価値観に妥協しない人
どれか一つでも「自分は当てはまってる」と思う人がいれば、ぜひ手伝わせて下さい!
僕らがパートナーとなることで、未来をもっと面白いものに変えることをお約束します。
僕たちは、あなたの「想い」に触れることで、エネルギーが湧いています。
その御礼に、お客様だけではいけない所まで、導くこと。
これが僕らのミッションであると考えています。
※ご興味があるかたは、内容をまとめた下記のnoteもご覧いただければ幸いです。