「質量への憧憬」
落合陽一さんの展覧会
『質量への憧憬~前計算機自然のパースペクティブ~』
を観覧してきました
※落合陽一さんは茨城大学の教員でありながらメディアアーティストとして
活躍されている方です。
詳しくはこちらを参照ください。
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落合陽一さんの言葉は難解で、知識がないとおよそ理解できません
(少なくとも僕には理解できません)
著書などを読めば、言葉の意味や内容を
理解できるかもしれません
(近いうちに読みたいと思います)
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「写真」は美術
人間の感性や感覚に直接訴えかけるものです
難解で知識がないと理解できない落合陽一さんの考えや世界観を
直接感じることができるのではないか
そう考え、展開会へ行きました
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展覧会の会場は写真だけでなく、空間そのものが
ひとつの作品のようでした
(会場には写真だけでなく、様々なオブジェが展示されており
写真・オブジェ・小物などの全てが落合陽一という人間の世界観を表現し
構築しているようでした
=このような表現手法を“インスタレーション”というそうです)
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独特のボケのある写真
波の写真
花や葉の写真
標識の写真
夕日と街並みの写真
被写体に統一感はないけれど
写真家:落合陽一の世界観を感じることができました
(美術を言葉で表すのは難しく、捉え方も感じ方も、人それぞれだと思います
結果的に、こんな言い回ししか出来ませんでした)
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最近、自分でも写真を撮るようになりました
カメラを構えて、写真を撮るようになり
自分がどんな風に撮りたいのか
何を撮りたいのか
誰に見てもらいたいのか
そう考え、悩むようになりました
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落合陽一さんは年間20000枚も
写真を撮っているそうです
それを知ったとき
自分が何を撮りたいのか
どんな作品にして
誰に見てもらいたいのか
そんな事で悩んでいるのが
なんだか滑稽に思えました
結果を出す人は人の何倍も何十倍も行動している
それが分かったからです
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凡人である僕が、非凡である人に追いつくためには
とにかく行動するしかありません
写真ならシャッターを切る
たくさん撮った写真の中から
良く撮れたと思える写真をピックアップする
その写真のどこに魅力を感じたのかを分析する
構図なのか、色合いなのか、ボケ具合なのか
行動し、行動して、自分の求める表現を追求する
それが答えなんだと思い至りました
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落合陽一さんは自身のnote「#メディア装置と質量」にこう綴りました
僕は作品を作っているときや研究をしているときは,誰もいない世界でほっておかれてもずっとやってるだろうと思う.まだ見たことのないものを見たいし,それを愛でているときの快感はとても大きいからだ
興味のあること、知りたいこと
それらを追求し、愛でることが
本質であることを理解している
これこそが、きっと落合陽一という
人間の強さなんだと感じました
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写真の展覧会なんて行っても意味がない
きっと、つまらない
そう考える人もいるかもしれません
でも、僕は今回の展覧会を観覧して
多くの刺激を受けることが出来ました
これも、きっと、行動をした結果です
この記事を読んで
『質量への憧憬~前計算機自然のパースペクティブ~』
に興味が湧いた方は、是非観覧してみてください