(音楽+創作イントロ物語) 果てしなき夜へ
を即興で書いてみた。
男の名は、ベゼック。とある一軒家の中で、煙草に火をふかす。今日は、何人始末しただろうか?指折り、数を数える。
ゼベック「8人か・・・・」
部屋に置いた、写真。夕日が差し込み、写真に写った二人の影を映し出す。
ゼベック「お前は、今どこに、いるのだ・・・・」
写真を車に入れ、家の周りにガソリンを撒くゼベック。始末した肉片を残らずに燃やし始める。
遠くの方から、唸り声が聞こえてくる。
「ヴヴヴっヴヴ」
ゼベック「太陽が沈む前に、片づけなければ」
夜になり、雨が降り出してくる。月を見上げるゼベック。その身体には、いくつもの爪痕が付いていた。
人狼になったゼベックは、墓から次々と起き上がるゾンビを次から次へと食い殺してゆく。
気が付けば、そこは薄暗い教会墓地の跡地。使われなくなった教会の扉を開ける人狼ゼベック。ギィィィィィという音と共に教会の中へ入ってゆく。
一人の鎌を持ったローブを着た何者かがこちらを見て、こういう。
鎌を持つローブの者「命ある定命の者よ。お前の定めは、ここで終わるのか?」
人狼ゼベック「人狼の呪を解け。もう終わらせてくれ」
鎌を持つローブの者「娘の元へ、いざ送ってやろう」
人狼ゼベックは、目を閉じ、神に祈りをささげる。
鎌を持つローブの者が鎌を一振りすると、人狼ゼベックの身体は消え去り、衣類のみがその場に残った・・・・・・。
鎌を持つローブの者「後は、カロンに渡すとするか」
鎌を持つローブの者は、手に青白い物を持ち、その場から消え去った。
実際の音楽の歌詞と、上記の文章には何の関係もないので、悪しからず。
メランコリーなメロディなので、それにのせて書いてみた(/・ω・)/