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Ethical&Sustainableな読書キロク Vol.2

こんばんは。
今日もEthical&Sustainableな読書キロクをつけていきます。

今日はさっきまで読んでいたこちら。
レイチェル・カーソンの不朽の名作「センス・オブ・ワンダー」を、著者の若松さんの視点から学ぶ本。

わたし、本を買うときはいつも直感なので、中身とかもチェックしないんです。
それが災い、とまでは言わないけど、ミスに繋がることもあるんですが…
今回もまただいぶ勘違いして、この本には「センス・オブ・ワンダー」も全部入っていて、さらに著者である若松さんの解釈的なものが付くのかな?と思っていたんですが。。
「センス・オブ・ワンダー」は全然全部入ってませんでした。はい。
なので来月、「センス・オブ・ワンダー」は改めて買うことにします。

気を取り直して本の感想を。
まず、動植物を大切にしたいと、心から思った。

わたし、2年ほど前まで江ノ島に住んでいて、江ノ島ってみなさんのご想像通り、「海」です。
だだっぴろーい海があって、その先に富士山が見えて、伊豆のほうの山も見えて。
海とシラス以外特に何もない街だけど、わたしは好きな景色が本当にたくさんあった。
湘南モノレールの江の島駅から見る夕焼けも、海岸から見る夕焼けも、稚児ケ淵から見る海も、雲間から覗く日差しさえも。
あの街には、心の琴線に触れるものがたくさんあった。
そしてどれも人工物じゃなくて。
わたしはあの景色を大切にしたいから、これ以上地球を汚したくない。

海岸から見る夕焼け
湘南モノレールの江の島駅から見る、富士山と夕陽
雲間から差す太陽。神々しい

そういう思いが、この本、というか、きっと「センス・オブ・ワンダー」に通じるところがあって、じんわり沁みたし、心の琴線に触れるってことをもっと感じて、大事にしていきたいなと思った。


あと、響いたフレーズもいくつかご紹介を。

自然の中に技術の力によって、何かを切り開いていく。そこに生まれるのが文化であり文明だという人もいるかもしれません。しかし、それは、あまりに人間的な、人間の都合によって世界を見ているのにすぎないのではないでしょうか。

いのちの秘義 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

人間と自然はともに「いのち」であることによって、つながっています。しかし、人間はそのつながりを「利用」することばかり考えてきた。利用するだけの関係に深まりはありません。そうした関係は互いをすり減らします。

いのちの秘義 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

未来を見る目を失い、現実に先ずるすべを忘れた人間。そのゆきつく先は、自然の破壊だ。

いのちの秘義 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

考えれば考えるほど、遠方のこの人道的大問題をわれわれヨーロッパ人が少しもかえりみないのがわたしにはわからなくなった

いのちの秘義 レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

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