全就活生に告ぐ!性格検査はめちゃくちゃ重要やで!!
皆さんは性格検査ちゃんと考えて受けていますか?
私は適当に受けてあとあとすごく後悔しました…
これは社会人になってから企業の人事の皆さんとお話しして分かったことですが、実は性格検査ってめちゃくちゃ重要なんです!
特に日系企業だと企業防衛のために性格検査を利用している部分があります。
この記事を読むと、いかに性格検査が重要であり、その性格検査にどう立ち向かっていくべきかを知ることができます。
性格検査については、この方のnoteでも触れております。
興味のある方は併せてご覧ください。
なぜ性格検査が重要か?
私は社会人になってから何人かの人事担当にお会いする機会がありました。
採用や育成に関して考え方は企業それぞれだなという印象でしたが、共通している部分もありました。
それは、「採用の際の性格検査を重要視している」という点です!
いくらでも嘘をつけるようなものをどうして重要視しているのか。
私は疑問に思いましたが、いくつかの理由があって性格検査を重要視しているようです。
理由は大きく3つ挙げられます!
①組織防衛のため
これが性格検査を重要視する一番大きな要因です。
私もこれに関してはなるほどな、と思いました。
つまり、組織の雰囲気にマッチするであろう人材を多く集めることが組織防衛につながるということです。
企業って全員が一匹狼タイプでは成り立ちませんし、全員がやりたいことばっかりやってると動物園みたいになってしまって企業として成り立たなくなります。
ある程度は言い方悪いですが、「企業の犬」となって働くような人材も必要なんです。それが企業の考えにマッチしているということにもつながるのだと思います。
そうなると、協調性のないような学生や企業の考えとマッチしないであろう学生を意図的に外したくなります。その際に利用するのが性格検査なんですよね。
ちなみにもちろん全員同じような人材で固めても企業として発展性がないので、ごく少数の枠でチャレンジングな採用をする企業が多いかと思いますが、この枠では本当に優秀な人材を集めようとするのでなかなか入るのは難しいですね…
②ミスマッチを防ぎたいから
これは誰が考えても分かることですよね。
企業が採用にかけているコストってすごく多額なものです。
せっかく採用したにもかかわらず、わずか数か月で会社を辞められるなんてことは絶対に避けたいわけです。
こうなると企業防衛の部分にもつながりますが、できるだけミスマッチを減らすために最大限の努力をします。
ESや面接だけでは分からない部分を性格検査で知ってミスマッチを防いでいこうとしているわけです。
③ある能力に秀でた人材を集めたい
このような性格検査の使い方も企業によっては行っているようです。
例えば、ある企業が今年の採用では、「協調性があり、チーム内のサポートメンバーとして優れた人材を多くほしい」と考えるとします。
そうすると、「協調性」や「自分よりも他人優先」といった項目のパロメーターが高い人を優先的に面接などしていくようになります。
要するに1つの項目が企業の決めた基準以上かを重要視しているということですね。
まあ賢い使い方だとは思いますが、これだと完全に多様性が排除されますよね笑
いいのか悪いのかよく分かりませんが、これもまた企業の戦略です。
性格検査で気をつけるべきポイント
私は戦略的に性格検査を受けるべきだと思っています。
なぜなら先ほども述べたように企業ごとに基準を設けていることもあるからです。
それに加えて絶対に回答をしてはいけないNG項目というのものも存在しています。
私が考える性格検査を受ける際に気をつけるべきポイントも紹介していきます。
日系企業であれば、「協調性」と「コミュニケーション能力」重視!
今となっては笑い話ですが、私はある企業の最終面接で「君は性格検査の結果で協調性がないって出ているけど大丈夫?」と聞かれたことがあります。
これが性格検査を重要視していることを知るきっかけにもなったのですが、急に聞かれると驚きますよね笑
やはり日系の企業では企業内の秩序を保とうとする動きが強く見られます。
その際に必要なのって「協調性」や「コミュニケーション」なんですよね。
私が就活の際に書いたメモにこんな言葉が残っていました。
「個人主義より団体主義、家でひとりより外でみんなで遊ぶ方が好き、競争より調和…」
まさにこの通りで協調性があり、外交的な人間をいまだに日系企業は高く評価する傾向にあると私は考えます。
ちなみに私は「個人主義」だし、「家で一人が好き」、「競争が好き」という日系企業が望む回答とはまったく逆の回答をしていました笑
これでいくつかの企業は落ちていると思っています。(具体的な企業名を挙げるのは避けますが…)
極端な設問に対しては極端に回答!
性格検査の中には極端に「これ選ぶとまずいだろうな」という設問があります。
例を挙げるとこんな感じです。
・「ときどきカッとなることがある」
・「内向的な性格だ」
・「自分は短気なほうだ」
・「よく疲れを感じる」
こんな感じで絶対にYesって答えるのはまずいものがあります笑
ちなみに「よく疲れを感じる」の項目は、性格検査と同じタイミングでストレス耐性を検査している際に出てくる項目です。
これに対しては、1があてはまらない、5があてはまるの場合、
中途半端に2とかを選ぶのではなく、絶対に「1」を選んでください!!
これは先ほどからお伝えしているように、企業によっては基準(ボーダーライン)を設けている可能性があるからです。
ですので、1を選び、絶対にボーダーラインに触れないように気をつけてください。
人事が見ている性格検査の結果って?
ここまで「なぜ性格検査が重要か」、「性格検査で気をつけるべきポイント」をご紹介してきました。
でも皆さんできれば人事がどのような性格検査の結果を見ているのか知っておきたいですよね。
「リクナビ」の性格検査の結果を見ている!?
実は皆さんも使っているであろう「リクナビ」の性格検査結果に近いものを人事は見ていると言われています。
ソースは私の勤める企業とその他大手企業数社の人事の方です。
まあそうですよね。皆さんもご存じだと思いますが、SPI作っているのもリクルートですからね。
それに付随する性格検査の結果が「リクナビ」と似通るのは当然かと思います。
しかも「リクナビ」は「リクナビ」でも「リクナビNEXT」の性格検査結果のほうが人事が見ている性格検査結果に似ているようです。
私も一度性格検査行いましたが、本当に質問数も多くて大変なのですが、診断結果はより緻密なものになっており、「リクナビ」で就活の時に受けたものに加えてもしっかりしたものになっております。
転職サイトなので、情報は主に転職に関するものばかりですが、性格検査は受けておいて損はないかと思います。
完全無料ですので、どなたでも気軽に診断可能です。
リンクも貼っておきますので、ぜひ登録して性格診断やってみてください!
(おまけ)性格検査は嘘をついたほうがいいの?
最後におまけとしてよく受ける質問に回答しておきます。
ここまでしっかり対策をしろってことは嘘をつかないとできないじゃないかって思う人もたくさんいると思います。
まあどうしても行きたい企業なら「嘘をついてもいい」と思います。
これが原因で面接に進めないというのも悲しいことなので、できる限りの対策を行うべきかと思います。
しかし、ミスマッチが発生するリスクも織り込んで考えなくはいけません。
企業にとってはいい人材に見えても入社後に自分が我慢してばかりというのは非常にきついことだと思います。
そうなるリスクもはらんでいることを理解したうえで嘘をつくならいいと思います。
さいごに
今回は、「性格検査がなぜ重要視されているか」、「性格検査で気をつけるべきポイント」、「人事が見る性格検査結果はどのようなものなのか」について解説してきました。
まずは嘘をつかず、「リクナビNext」で性格検査を行ってみてどんな結果を人事が見るのかをチェックしてみるといいと思います。
性格検査対策もしっかり行わないと自分が思いもよらないところで選考落ちするリスクが高まります。
そういったリスクはできる限り減らしていきたいですね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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