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【就活・転職活動を始める方必見!】自分史を書く際のポイント5選

皆さん、自己分析ってどうやって始めればいいかいまいちわかりませんよね。
周りはすでにインターンシップのESを書いたり、面接を受けたりして慌てているという人もいるのではないでしょうか?
中には就活支援塾みたいなのに入会し、わけのわからん推定問題を解きまくってる人もいるでしょう。


転職活動中の人はただでさえ現在の仕事が忙しいのに、転職エージェントに会ったり、面接のこと考えたり大変ですよね。

しかし、本当に自分の目指す姿や自分が興味があること、やりたいことがはっきりしていきますか?

これをはっきりさせていない人が周りに合わせてとりあえず就活を始めて、
インターンの応募やらSPIやら推定問題やらになんとなく取り組んでいるだけだと、
結果的にこれらの作業がすべて無駄になる可能性もあります。

大切なことをもう一度言います。

ちゃんと自分の目指す姿や自分が興味あること、やりたいことを定めましょう!!

自己分析について


まずはTwitterとかで「就活には自己分析が重要だ!」とか終盤になってきて「自己分析不足だから面接に受からない」とか言う人多いですけど、それってすごく無責任ですよね。
だってそもそも自己分析のやり方を体系的に示してくれていないですもん。

政府与党が野党に「批判するなら対案だせ!」って言ってますが、あれと同じ状況です。

あと書籍化されているアドバイス本もたくさんあると思いますが、それなのになぜみんなが自己分析に苦戦しているのか考えたほうがいいです。

私も就活しているときに確認したことがありますが、ひとつひとつの方法に対するアプローチの書き方があまりにも抽象的すぎるんですよね。

書店で立ち読みして私はこんなものなら…と思い、そっと書棚に戻しました笑

私はこれではいけないと思うので、ちゃんと体系化して自己分析をご説明していきます。
まず手順は以下の通り、行うのがいいと考えます。

①自分史を書くこと
②他人に自分の長所や短所を聞くこと
③資格やこれまでの経験から自分が得意そうであるものを見つめる


3ステップをまとめて、やりたいことや興味のあることを定める
以上、4ステップを確実にこなすことが重要です。

じゃあなぜ自分史が最初なのかをご説明します。


ちなみに②と③に関しては、以下の記事でまとめておりますので、ぜひご覧ください。
https://note.com/k_spacebusiness/n/n86002ad81c53

なぜ自己分析が最初なのか?

「自らの過去を振り返り、共通点などを見つけて将来に生かす」

これを行うための手段として自分史を書くということが有効です!

過去の振り返りって断片的にはできるけど、横断的にするのってなかなか難しいですよね。
そんな過去をうまく整理できるのが自分史です。

それに私が就活をしているときに一度経験しましたが、ちゃんと計画的に書いていかないと完成したところでいまいち使えないな…ってことになります。
自分史なんて書いても意味ないっていう人のほとんどはこのパターンです。

正しい書き方をしていないので、自分の作った自分史が有用なものとならないのです。

自分史を書く=自らのカルテを作っていくようなものです。
過去の病歴とか分かっていないのに、どんな治療を行えばいいかなんて凄腕の名医でも分かりませんよね?

これから就活を行うのに、自分の過去を理解していないなんてただの風邪の人に対していきなり外科手術をするようなものです。

自分史を正しく書けば「過去」が理解できます。
他人に自分の長所や短所を聞くこと、
自分の特性を考えることで「現在」を理解できます。
「過去」、「現在」を理解したうえで、「未来」のビジョンを定める。
これが自己分析です!!

(1).賞がもらえる読書感想文と同じ書き方をすること


周りの人に圧倒的差をつけるため、一緒に自分史の書き方を学んでいきましょう。

まずは賞がもらえる読書感想文と同じ書き方をすること、というテーマから


皆さんは読書感想文をこれまで書いたことありますか?
私は読書が好きだったので、小中高とずっと読書感想文を書いていました。
しかし、高2まで一回も読書感想文で賞に入選したりしなかったのです。
読書好きだし、文章書くことも割と得意なほうだと思っていたので、いつもすごくショックでした…笑

しかし一度だけ高3のときに賞をもらうことができました!

まあ校内の選考に残っただけで、そのあとの県全体の選考には残らなかったんですけどね…
それはいいとして、高3の時にはこれまでの数年間とは書き方を変えてみたのです。

これまではこういうことが本の中で起きました、といういわば本の要約でした。

一方、高3のときにやったのは、本の中で起こる出来事と自分の感情を重ね合わせる。
要するに、本の要約ではなく、自分がどう思ったかを前面に押し出しました。

読書感想文なので言われてみれば当たり前なんですが、それにずっと気づいていませんでした…
そりゃあ入選するはずないよな…

まとめると以下の通りです。

自分史を書くときに、自分の体験や実際に行ったことを書き連ねていくだけではいけない。
自分がその時何を思ってそれを行ったのか、それを行ったときにどういう感情だったのか、自分の心の動きにフォーカスをあてて自分史を書いていくことが重要!


実際に書いてみます


恥ずかしいですが、私の経験をもとに書いてみた例をお示しします。

まずはダメな例からです。

私は小学3年生~5年生のマラソン大会でいつも2位だった。
しかし練習を積み重ねることで、6年生の時には見事優勝をすることができた。


これだけ書くのではなぜ練習を積み重ねたのか、優勝した時どういうことを思ったのかなど自分のその時の感情というのがまったくわからないですよね。
ESを書くときもこれは一緒なのですが、ただの活動報告ではないので、自分がどのように思ったかなどの観点で記述していくことが大切です。

よい例

私は小学3年生~5年生のマラソン大会でいつも2位だった。負けていた相手はひとつ下の後輩で、絶対に負けたくないという思いが原動力とし、練習を積み重ねた。
結果として6年生のマラソン大会では見事優勝を果たし、その時に勝つことの喜びや正しい練習は絶対に自分を裏切らないということを感じた。


若干創作の部分も入りましたが、上と比べてどうでしょうか?

なぜ練習を積み重ねたのかも明らかになりましたし、優勝をした時の感情も加わりました。

こうして感情も含めてどんどん書いていくと、自分が似た感情を根本にして行動していることがわかってきます。

そしてそれが何度か繰り返されると、いいのか悪いのかは別にして、自らの成功体験に従って行動をし始めます。

自分に勝ちパターンや思考・行動のパターンがあるのは、誰しもなんとなく気づいているものだと思いますが、それを明らかにしていくのも自分史を書くということです!
こう考えると自分史を書くってすごく深いですよね。

(2).書き始めは○○歳から!


これはすごくシンプルな話です。

書き始めは、「小学生」からで十分だと思います!ですので、6歳くらいからの書き始めでOKです!!

そもそも自分史を書くとなると、何年何月に生まれてどうこうと書き始める人がいます。
3歳とか4歳の記憶ってあります? 多くの人はないですよね…

逆に言えば、6歳以下で強烈に印象に残っている出来事があれば、
それは本当に貴重な経験だと思います!

ぜひそういう経験をお持ちの方はそこから自分史を書き始めてもいいと思います!

ちなみに私は4歳とか5歳の頃の記憶でいまだにはっきりと覚えているものがあります。


私はすぐに泣くおこちゃまだったので、父親が車でいろんなところに行っていろんな乗り物を見せてくれたんです。
工事現場に行ってショベルカーがずらっと並んでいるのを見た記憶も若干あるのですが、
海沿いを車で走っているときに見えた大型のタンカーのような船はいまだに記憶に残っています。

やはり今でも船をはじめ乗り物は大好きですし、

それがロケットという輸送機につながったのかな、なんても思います!

まあ私のことはいいとして皆さんは鮮明に覚えている記憶がない場合、
小学生くらいから書き始めれば大丈夫です!
あまり記憶に残っていないような頃の出来事を必死に考えて時間をかけるのはやめましょうね。

(3).書いていくのは自分が○○で行ったことと○○で行ったことの両方


書いていくのは、自分が「学校」で行ったことと、
プライベート(家庭)で行ったことの両方にしましょう!

やはり日本人にとって学校というのは、非常に多くの時間を過ごす場所です。

学校で何を行ったか、という観点での記述は避けられないと考えています。

しかし、学校で行ったことだけが自分に対して影響を及ぼしているわけではありませんよね?

プライベート(家庭)で家族と行ったことなども大きく自分に影響を及ぼしています。

特に趣味嗜好の部分は学校でなにを行ったかより、家庭で家族から受けた影響が非常に大きいのではないかと思います。

やりたいことと自分の好きなことは直結するパターンが多いので、
家族から受けた影響や家庭での出来事は必ず書いていくようにしましょう。

実際に書いてみます


また恥ずかしいですが、自らの小学生の時のエピソードをもとに例となるものを書いてみます。

 私は小学生のとき、社会の授業が大好きだった。逆に数字を使う算数はあまり好きではなかった。数字に対してはなぜか苦手意識があり、この後もずっと数学には悩ませられた。
 特に小学生のときの社会の先生は、高校の日本史の教員資格も持つ先生で歴史のことを詳しく教えてくれた。私は毎週、NHK「その時歴史が動いた」を必ず視聴して、その先生にさらにいろんな歴史の出来事を教えてもらうのが大好きだった。特に戦国時代の真田幸村や黒田官兵衛の生き方には心を大きく動かされ、こういった歴史のことをもっと知りたいという思いが芽生えた。
 一方、家では母親が英語塾を経営していることもあり、できるだけ英語で会話をするということを続けていた。小学校を卒業した後の春休みに家族でフランスに旅行に行った。ほとんどフランス語でしか会話ができなかったが、一部英語を使えることもあり、初めて海外の人とコミュニケーションがとれてすごくうれしかった。
 初めて見る西洋の風景に圧倒されるとともに、父と一緒にパリのシャンゼリゼ通りで「オー・シャゼリゼ」を一緒に歌ったのはいい思い出だ。こんなきれいな街にいつか自分も住めたら楽しいだろうな、と小学生ながらに感じたことを覚えている。

こうして書くと恥ずかしいですね笑

学校でしか経験できないこと、特に先生から教えてもらったことなんかは、心にも残っているでしょうし、そのあとの自分を形作っているものだと思います。

また家庭では、絶対にただ学校に通っているだけでは経験できないような貴重な経験をしているはずです。
海外旅行なんて最たる例で、私の家の家庭環境であったからこそ体験させてもらえたものです。
(これで金銭的に力尽きた我が家は、このあと一回も家族旅行はしていませんが…)

実際書き始めると、学校か家庭どちらかのエピソードしか書かない人が意外と多いです!
ちゃんと両方の角度から書いていくことが必要だと思うので、ここはできるだけ記憶をしぼり出してみましょう!

(4).○○からの評価と自分が○○だったことも忘れずに書くこと


他人からの「評価」と自分が失敗をしたことも忘れずに書くこと!!

たまに自分のいい思い出だけ書いて失敗したことや不都合なことを書こうとしない人がいます。
それは絶対にダメです!!

自分の短所を見つけるいいきっかけにもなりますし、なぜ失敗したのかを振り返るとそれを裏返しすれば長所にもなりえます。
成功はもちろん失敗の経験も非常に貴重なものなので、意識して書いていきましょう!!

あとはやはり他人からどう評価されているか、もっと簡単に言えばどう見られていたかを書くべきです。

会社でもそうですが、ひとりでできることは限られています。

そうなるとチームでどのような経験をしたか、他人とどういうふうにコミュニケーションをとってきたかが非常にエピソードとして大事になってきます。

他人とどのようにひとつの物事に取り組んだかはもちろんのこと最終的に他人からどういう評価を得たかまで書いておくとよいでしょう。

実際に書いてみます


 高校時代に生徒会長となり、校内新聞の製作を新たに始めた。最初は生徒会メンバーもそれほど興味を示していなかったが、それぞれの興味のある分野について記事の製作をお願いし、スポーツや芸能情報に至るまで様々な情報を伝える新聞を製作した。その一方で、生徒会メンバーの興味はひけたものの、読み手のニーズを理解しないまま記事を書いていたため、それほど評判はよくなかった。結果的には、私の代で校内新聞の製作は終わってしまった。
 しかし、その一方で尊敬をしていた国語の先生からは、結果は置いておくとして新たなことを始めてみたという経験が大事であると言われた。この経験で自ら新たなプロジェクトを始めることのおもしろさを知れたし、どんどんいろんなことにチャレンジしてくことの大切さを感じた。


はい、私が高校時代に大失敗した経験です笑

生徒会で新聞製作をやってみたんですけど、結果的にはあまりうまくいかなかったんですよね。
メンバーもあまり乗り気じゃなかったんで、自分の好きな記事でいいよって適当な感じで書いてもらって読み手のことなんてまったく考えてなかったんですよね。
でもそういった失敗も経験していろんなことが学べました。
やっぱりなにか新しいことに取り組むって大事だし、楽しいなと思えた経験であったこともよく覚えています。

失敗や他人からの評価から学ぶこともたくさん!
その時に自分が何を思ったかも添えて書いていくといい自分史になる!

(5).自分がその当時持っていた○○を絶対に書くこと!


これで最後になります!

自分がその当時に持っていた「夢」を絶対に書くこと!

夢なんてないよって人も多いと思いますが、小学生、中学生の時って卒業文集とかで将来の夢書きましたよね?

なんで自分がそれを書いたか一回思い出してみましょうよ。

私の場合は、実は小学生の時に歴史好きになったというエピソードから、インディ・ジョーンズに憧れたことも合わさって小学生の時の文集には

「考古学者」になりたいって書いてました笑

高校の時になぜ生徒会で校内新聞の製作を行ったか。

その当時、「新聞記者」になりたかったからです。

大学に入っても新聞を作るサークル入ってましたしね。

結果的には近くで新聞記者というものを見て自分はあんまりこの仕事やりたくないなって思ったのがきっかけでやめてしまいましたが…

でもそれとは別の観点で高校時代や大学時代にイチからなにか物事を始めることのおもしろさや新しいことにチャレンジするおもしろさを知ったこともあったのでそれが宇宙業界につながったところがあります。

適当に書いていたならあまり深掘りしたところで意味がないかもしれませんが、
多少なりとも夢について小中高で考える機会があったならそれは自分史にぜひ書きましょう。

さいごに

この後も自分史の作り方は加筆を重ねてグレードアップさせていく予定です。
たまに更新されていないかチェックしていただけるとうれしいです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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