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漫画備忘録#4 『飼い主獣人とペット女子高生』

 今回漫画備忘録の4回目については、
著:野干ツヅラ「飼い主獣人とペット女子高生」
になります。   


 17歳になる女子高生が、気がつくといた世界は獣が二足歩行で人間のような社会生活を営んでいる世界にいたというストーリーになります。
 この世界では人間をペットのようにして飼うという逆の世界のお話となっているんですが、普段私たちがペットに対してしている接し方と少し似たものを感じることができると思います

ジノヴィ

 今まで色々なことが長く持たずとんでもない飽き性なジノヴィが17歳の女子高生を飼うところから始まるんですが、その女子高生に「リラ」と名付け共に生活していきます。

リラ(17歳)

 そして、突然に獣人の世界に迷い込んでしまったリラはやっぱり周りが見たこともない世界なため不安で最初は飼い主であるジノヴィにも懐いたりとか全くせず、ジノヴィが話す言葉も何を話しているかわからないので更に不安は募るばかりなんですが、この生活を通して段々と心を開いていくのがほっこりしていいんですよね。
 現実でも同じようなことはあると思います。飼い始めたばかりのペットなんてペットからしたらいきなり知らないところに連れて行かれて知らない人になんて言ってるかわからず不安でいっぱいになっているというところは同じところはあると思います。
 ジノヴィも人間を飼ったこともなく全く知識が無くリラがどんな気持ちなのか一生懸命知ろうと努力していくのが個人的に早く報われてくれとしか思いませんでした。

 リラの可愛さに最初はすごいベタベタしてたりするんですけど、それをジノヴィの後輩にただ怯えているだけだと教えてもらい、ジノヴィもあたふたしながらも一生懸命考えて、大きな人形与えたり、別の話だと寝てる時に不安で泣いてるリラを抱きしめて安心させたり。不器用にもリラと少しずつ心を近づいていくようにしていくのでした。
 ただこの獣人の世界はちょっと怖い設定がありまして、人間を食用としても取り扱っているそうなんですよね。ジノヴィの後輩も元々人間を飼っていたんですけど昔後輩が子供の時にピクニックに行って少し目を話したら食べられていたそうです。
 そんな少し怖くもある設定もありながら、ジノヴィとリラの生活が始まるといったストーリーになります。もし興味が湧いた方いましたら是非読んで見てください。
 というわけで今週は2本目の紹介になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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