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現金を得られる投資と値上がりを狙う投資

最近、トランクルーム投資に手を出してみた伊藤です。手元にある資金が不動産買うには少なく、ほかのもの買うには余っていたので、手を出してみました。

よくわからない投資は究極的には手を出すしかない部分もあります。失敗しても死なない(ちょっと泣く程度で済む)金額で手を出してみるのも一案ってわけです。

さて、トランクルーム投資は典型的な「現金が得られる投資」です。最近なんだかんだ伊藤は現金収入を意識した投資が増えています。

NISAは必然的に値上がり益を追求する投資になるので、案外バランスがいいのでは?と考えている今日この頃。投資信託の世界では安易な分配=悪みたいな風潮もあります。正直好みの世界ですが、伊藤は将来を見据えて現金をもらえる投資にもある程度資金を投入しています。

「現金が得られる投資と値上がりを狙う投資」は、つまりインカムゲインかキャピタルゲインか、という話です。今日はこれでいきましょう。

現金を得るための投資とは?

現金を得るための投資とは、資産価値の上昇よりも定期的なキャッシュフローの獲得を目指す投資です。

・不動産投資
・トランクルーム投資
・高配当株
・REIT
・クラウドファンディング
・外貨預金

「いや、その資産はハイリスクハイリターンでしょ」というものでも、やり方を工夫すれば、現金収入狙いは可能です。この投資スタイルでは、安定した収入が得られることが重要視されます。

このほかでは、投資信託の中でも、債券を中心に運用されるファンドも定期的な利息収入を提供するため、安定的な現金収入を求める投資家には魅力的です。このような投資の最大のメリットは、相場の変動リスクを抑えつつ、長期にわたって安定した収入を得られる点です。

ただし、安定した収入が見込める投資先であっても、金利や経済情勢の変化、法制度の改定などの影響を受けることがあります。また、現金の払い出しが多い投資は値上がりペースにおいて、他の資産に劣後する場合があります。

ちなみに注意したいのは、必ずしも投資先のインカムゲインが多い=現金収入につながるとは限りません。たとえば債券へ投資する投資信託は、金利収入がパフォーマンスを下支えしますが、分配金が払い出されなければ、現金収入は得られません。

伊藤の場合は、、、これ全部やってますね。月次の現金収入額でいえば、不動産投資が圧倒的なトップ。手残りで見ても十万円単位ですからね。次はトランクルーム投資を育成してみようかなとか、思ったり思わなかったりです。

2. 値上がりを狙う投資とは?

値上がりを狙う投資は、将来的に資産価値が上昇することを期待して行う投資手法で、主にキャピタルゲイン(値上がり益)を得ることを目指しています。

一般の株式投資はこちらに当たります。後はFXとか株式投資信託も概ねこちらです。株でいえば、特にITやバイオテクノロジーなどの成長が期待される分野に投資することで、企業の成長とともに株価が上昇し、大きな利益を得る可能性があります。

ちなみに不動産も、近年流行りの区分マンション投資で手残りなしのスキームであれば、実質的にキャピタルゲイン頼りの投資となります。その点に気づいているかどうかはさておき。

・CFがない区分マンション不動産投資
・一般的な株式投資
・分配金のインデックス株式投信
・FX

値上がりを狙う投資には魅力的なリターンが期待できる一方、リスクも伴います。例えば、景気変動や予期せぬ企業の業績悪化などにより、投資価値が大きく下落する可能性もあります。

3. どちらの投資が魅力的なのか?

この二つは、どちらか一方に軸足をおくモノではないと当方は考えております。バランスの問題で、どちらを重視するかという考え方かと思います。できるだけ若くしてFIREしたいということを重視するなら、当面はキャピタルゲイン重視で資産を増やしていくのが合理的です。

一方で、インカムゲインが潤沢な方が定期的に毎月の収入が得られます。当方は、将来に向けて安定した収入が得られる仕組みを作りたいとの思いもあり、すこしずつ現金収入の厚みを増やしていく方針です。

当方の場合は、節約してFIREは無理なので、しっかり稼いで余裕のある暮らしをしたいと考えています。キャピタルゲイン狙いはNISAを中心にして、はみ出た部分はある程度インカムゲイン狙いの投資を進める考えです。

4. 投資をする際に考慮すべきポイント

インカムゲイン・キャピタルゲインのバランスを決めるときに考慮するポイントってなんでしょう。突き詰めると意外に難しいですが、当方の場合は以下の点です。

  • 市場の方向性

  • 現金収支を増やす必要性

  • リバランスの柔軟性

  • 税金負担

書き出してみると軸がばらばらです。だから難しいと感じたんですよね。。

市場の方向性については、今後の成長が期待できる局面ならキャピタルゲイン多め、不安定なタイミングは現金多めです。これは巷でもよく言われていることではないでしょうか。

価格上昇が期待できるのに現金で払い出してしまうのはもったいない。逆に価格下落するリスクがあるなら先に現金でもらってしまう(一部を利益確定するのと同じ感覚です)という基本的なスタイルです。

現金収支については、いまの時代の流れと逆行していますが、当方の家計は「いっぱい稼いでガマンせず使う」が基本スタイルです。プロ野球選手とかじゃないので限界はありますが、極力日々の生活においてお金のことで悩まないようにしたいと考えています。

その点では、不動産やトランクルームなど月々のキャッシュを生む投資は「副業の副業」ぐらいに考えています。従って、一定程度は安定して現金収入が必要なのです。ここはFIREやらいまの資産運用のトレンドとは逆行しているかもしれません。

続いてリバランスの柔軟性です。リバランスと現金収入に何の関係が?と思う方もいると思いますが、現金収入が潤沢なほど、資産のリバランスが柔軟にできます。現金の余剰を再投資すればポートフォリオをアレンジできるからです。

現状、NISAや有価証券投資である程度事足りるいまの資産規模では、リバランスを考慮して現金収入を増やす必要はないと思います。有価証券はそもそも1週間もあれば売却できるので、そもそも比較的柔軟にリバランスできるからです。

一方で今後資産規模が更に膨らんだら、当方の場合は不動産やトランクルーム投資、小さいところでは不動産投資クラウドファンディングなど、流動性が相対的に低い投資を積極化する構想を持っています。もしかしたら、ほかの事業投資とかもやるかもしれません。

このあたりを取り組むときには、現金をなるべく早く、潤沢に得られる方が投資をコントロールしやすいのです。そのため、資産規模が大きくなるにつれ、その場で得られる現金を増やしていく方向性となろうかと考えています。

短期的な目標は月30万円のインカム

論理的な理由があるわけではないですが、とりあえず月30万円の現金収入をえることを目標としたいと思います。単に次のキリの良い数字くらいの意味合いしかないんですけど。

月30万円は2025年にはいけるのではないか、と思っていますが、逆に現状は減価償却や金利支払いの経費計上なんかが税金をおさえつけている状況です。

このあたりを考慮しないと、将来は、月々もらっていても年末の確定申告で一気に取られる、という展開が待っています。まだ10年+は大丈夫そうですが、すでに悩んでいます。その前に売るのか、ローン返しちゃってCF増やすか?そのときには別の何かを買って赤字をぶつけるのか。この点は、今後の課題としたいと思います。


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