QNKS指導法の本質と実践的展開 - 思考の可視化から形成的評価まで
割引あり
今日でQNKS連続講義の最終回ですね。今月最後のコメントを一緒に行っていきたいと思います。まずムータロさんです。
思考の可視化ツールとしてのQNKS
単元についてや自分について理解できるかを可視化するためのQNKSだったのだなと再確認しました。そうですね、もう可視化なのですよね。脳内の可視化です。可視化できたらそれをもとに考えることができますから、頭の中を開けることができます。
そういう機能として使ってくださいということですね。そして思考を可視化しようとした時の思考のプロセスですね。どういう段階で思考というのは進むのかということをちゃんと定義して、それらに合わせた図の書き方もちゃんと教えてあげることによって、子どもたちはNの段階で分からない、詰まったらNの段階で書けばいいというそういう話になっていくということですね。
形成的評価としてのQNKS活用法
ただ漠然と単元末のパフォーマンス課題としてQNKSを描くのではなく、単元途中にQNKSの小サイクルを回していくことが形成的評価にもなると気づきました。そうですね。そしてこの形成的評価というのは誰がやるのかという話ですね。それは教師がやってあげたらいいのですが、それは子供たちができるよねということなのです。これは現在位置の把握とも繋がってくる概念です。
現在位置を把握するということは形成的に自分で自分のことを評価するということと同じなのですよね。となると今自分のその分かり具合というものをちゃんと頭の中から出していくことによって、今自分はこれぐらい分かっていてこれぐらい分からないのだなということが分かる。分からないという領域においてもできるわけです。
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