20230813配信 決断の時期が近づいていますが、あわてず、ゆっくりと、自分軸で。
公務員志望者各位
こんにちは。
お盆の時期にあわせて、卒業した小学校のタイムカプセルの開封式があり、長く顔を合わせていない方との再会を楽しんできました。自分でも驚いたのが、氏名をフルネームで覚えていたこと、校歌も歌いだすとスラスラと歌詞がでてきたことです。お互い、容姿がガラリと変わり、女子は姓が変われられた方も多いですが、あの時の記憶は人生のどの部分よりも色濃く意図せず強烈に刻み込まれていたんだな、と実感しました。
と、あいかわらず公務員試験にはどうでもいいことですね。
前回配信から3週間余。この間、面接や筆記に臨まれた方、多かったと思います。
★国家、A日程がメインの方へ。
今週から結果が出始めるかと思います。いいお知らせが届くよう祈っています。
一方で、既に得ていた民間の内々定や、複数の機関・自治体の合格や内々定でその対応や選択に悩むこともでてくるでしょう。決断できるまでは、内々定先にも合格先にも「喜んで行きます!」「来年4月が待ち遠しいッス!」と答えておけばよいです。絶対に、慌てないこと。家族、友人、先生、キャリセン等、相談はいろんなところにしていいです。しかし、必ず、最後は自分を軸に決断してくださいね。自分で決めたのであれば、大丈夫、どれを選択しても正解です。この先、辛いことあっても踏ん張れますし、「別の選択肢ならもっと辛かったかも。」と前向きに対処できます。
また、本命が×で、二番目が◎だった場合もあるでしょう。二番目であっても、あなたを合格とした機関の長や自治体の首長は、あなたの適性を見込み、必要と感じたから合格としています。仕事への適性は自分で思うよりも、他人からの評価の方が合っている場合が多いです。だから、今はすっきりしなくても、このご縁を大事にしてください。この先、まだ見ぬいろいろな方からの縁が、皆さんを成長させてくれます。そして助けてくれます。
残念ながら、一つも合格を得られなかった方は、辛いでしょうが、キャリセンへ。これは、必ず、絶対に、です。キャリセンで何を話すかは後回しでいいです。まずはキャリセンで吐き出しましょう。一人で乗り切ろうとしないでください。私の知るスタッフは近年では最強の布陣です。必ず力になってくれます。そして、将来を悲観しないこと。市町等の追加募集もあります。民間企業の選択肢もまだまだあります。
★B・C日程、警察本部がメインの方へ。
例年にない暑い夏ですが、引き続き、緊張感をもって臨んでください。(ありきたりの言葉ですいません)これまでお伝えしたかったことと何ら変わりません。筆記も面接も同じです。
学生ですので経験と知識は未熟で当たり前です。しかし、皆さんには、採用する側には無い、「時間」と「可能性」があります。それを「実現したい未来」として具体的に語れるようにしてください。ネットの例文にあふれる綺麗な言葉に比べ、拙くて、たどたどしくてもOKです。コロナど真ん中世代で入学式すら無かった制限のあった学生時代をすごした皆さんです。ご自身の思いを希望に変えて伝えれば、バトンは受け取れます。
★最後に。
メールで偉そうにああだ、こうだといろいろお伝えしてきましたが、お伝えしてきた内容は、私の力ではなく、私が在任中に私に関わってくれた学生さん(すなわち皆さんの先輩方)の経験によるものです。誰一人として、公務員試験で同じストーリーを描いた方はいません。本命に合格された方もいれば、私の力不足で努力が報われず相談室で泣きじゃくるのをただ見ていることしかできなかった方もいます。これまでの配信は、そうした様々な学生さんの嬉しい、悔しい、様々な思いを代弁させていただき、皆さんの一助になればという思いで配信してきました。とりあえず、配信は一旦ここで終了とします。伝えたかったことの全てを配信できたわけではありませんが、少しでも皆さんの指針になっていれば幸いです。
今後とも、皆さんのご活躍を期待しています。○○県立大学での良い学生時代を過ごしてください。