20230317配信 集団討論・論作文の参考に⑦ 若い世代の定住
公務員志望者各位
こんにちは。
配信者をグッと絞り込んでます。本気の皆さんへ
今回も本気で伝えていきます。
WBC盛り上がっていますね。国内でこれだけ盛り上がって
いるのは、コロナ禍前のラグビーワールドカップ以来かと。
東京オリンピックもよかったのですが、無観客開催が
ほんと、残念です。やはり選手と観客が一体となって盛り
上がると、映像を通してでもエネルギーをもらえます。
実はスポーツの振興というのも、行政の重要な取組みの
一つです。たまに集団討論で狙われます。昨年の○○県で
は○○〇〇〇〇〇、3年前は○○県では〇〇〇に絡んだ
内容がありました。
さて、昨日3/15の集団討論トレーニングの設問1を共有
します。
設問1
地方自治体にとって人口減少対策は急務です。
若者や子育て世代が住み続ける地域にするために、地方
自治体はどのような取組みを進めていくべきか、グループ
で検討しまとめてください。
文章量が少なく、シンプルな設問です。今回の参加者
は〇〇県、〇〇県出身でした。若者流出は共通する悩み
です。
さて、政府・地方自治体は様々な将来予測をします。最も
メジャーなのは○○計画とよばれる行政計画です。様々
な分野の未来のあるべき姿が記載されています。ドリカム
でいう未来予想図です。(わかる人少ないか・・・)
大事なこと言いますね。
役所が作る未来予想図、大概、これらは外れます(笑)。
記載された未来がいつまでたってもやってこない、という
ものが多いです。
ただし、人口予測は間違いなく当たります。むしろ、
人口減少の度合いは加速し、予測を上回る進行です。
嬉しくない前倒し達成をしています。
昨年の出生数は79万人台で過去最少、○○県の
出生数は〇000人台です。去年産まれた赤ちゃんが79万人
ということは、18年後の新成人は79万人(以下)です。
日本が移民の受入緩和をしない限り、確定事項です。
すなわち、18年後のお母さんになれる方はmaxその半分です。
その時に、劇的に子どもを「産みやすい・育てやすい」
環境に変化していない限り、その先も一層、少子化です。
そして、今、コロナ禍が終わり、東京一極集中が再開
しつつあります。東京都の人口は約1,400万人で日本の人口
の約1割、周辺の神奈川、埼玉、千葉を含めた東京圏の人口
は約3,700万人で日本の人口の約3割です。
この設問は地方を悩ます人口の社会減少を抑え、そして
若い世代や子育て世代に定住してもらうための取組みを問う
ものです。
地方の県、市町は、想定される人口のグラフの傾きを
ゆるやかにする必要に迫られています。少子化ドミノの先
にあるものは、庭が広くなるからいい、というレベルの
話ではなく、悲惨なことの方が多いのです。
当日の様子です。
参加者からは、まず、近親者に赤ちゃんができた経験に
基づいた意見がでました。自身の経験に基づく意見がでた
ことから、その後にでてくる意見も各自の経験に基づく
意見が相次ぎました。初顔合わせのメンバーでしたが、
全員が地に足の着いた意見を発しあい、安定感のある
討論でした。
定住施策について詳細は添付をご参照ください。
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