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第6話 東京で歩み始めた変態道

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婦人服売り場に潜むド変態店員

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中3から高1にかけて、初めての彼女、初めてのセックス、そこから大暴走して初めての3Pと性欲第一の人生を歩み始めたボクは、勢い余って遂には学校を辞めてしまった。

そして引き寄せられるように東京に出て来たのだが、これは埼玉県民の性なのか、まずは池袋に住むことになった。よく「埼玉県民が最初に見る都会が池袋」なんてことを言うが、あれはあながち大袈裟ではないと思う。

その当時ボクは16歳。少しでも女性との接点を作ろうと「女!女!女がいる職場はどこだ!?」と考え抜いた末に、赤羽のダイエーの婦人服売り場に潜り込むことに成功した。
この頃から人生を賭けて女の尻を追い掛けていたと思うと、我ながらブレずに歩んでこれたと満足できる。

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