未来想像フォーラムで未来を想像
みずほ銀行さんが主催された未来想像フォーラム2020に参加。
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/learn/miraisozo_forum/index.html
何かと不安が多い未来ですが、ワクワクと未来を想像することができる時間を過ごせたので、そのワクワク感を書き記します。
価値観
もうこの歳になると自分の価値観って固定化されてしまっている気になることが多い。食に対しての価値観。仕事に対しての価値観。家庭に対しての価値観。
講演の中で「自分の気付かない価値観に気付いた瞬間、そこからの人生は大きく変わる」というお話があった。若い時はそうだったんだろうけど、そんな視点はすっかり抜け落ちていた。
自分の気付かない価値観に気付くってことは、何か大きなキッカケが必要。どんなキッカケなんだろうか。最近すごく思うのは、人との出会いであったり、人とのコミュニケーションの中から再認識することだったりの「人」な気がする。
私は自身の魅力があるとは思えないし、誰かに何かの影響を与えれるような器ではないとは思っているけど、近い距離でお付き合いいただけている方々は本当にステキな方が多く、一緒に時間を過ごさせていただくといつも感動し、ヨシ!ガンバロウ。と思わせていただける。
もらってばかりで本当に申し訳ないです、みなさま。
そう考えると、気付かない価値観にいつも気付かせていただけている幸せ者なのかも。
言葉の伝わり方
情報化社会と言われ、Z世代なんてことも言われ、多様性を重視する流れの中。「一つの単語に対して、人によって感じることが違うため、多くの言葉を使って伝える必要がある」というお話。
これ仕事でもそうなんですよねーーー
いやほんと
駄目なことではあるのですが、「いや、そんなつもりで言ったんちゃうねん」が本当に多い。自分の気付かないうちに、部下を悩ませていたり、同僚が誤解に思っていたり。そういう時は、ほぼ間違いなく、伝えることを1度しかしていない時。つまり「伝わった」と勝手に勘違いしている時。
伝えた後に、伝わっているかを確認することを忘れないようにしないと。2度、3度とひつこいくらいに同じことを伝える。めんどくさがりの自分は苦手なんだよなあ。でも、正しく伝わると、同じ気持ち(土俵)の上でその先のことを一緒に考えれるので幸せな時間がやってくる。
分かっちゃいるけど、すぐに忘れる、この教訓。
10年後には子供が消費活動する
いま8歳(小学3年生)の子どもたちは10年後には成人を迎える。
いま高校2年生のわたしの息子は10年後には27歳!もうオッサンやん!もしかしたら結婚して子供もできていても不思議ではない。ほんまに?あの人がそんなんできる???
まあそれは置いておいて
大人になっているであろういまの子どもたちのために、いま私ができることは何か。ペットボトル買うのをマイボトルにする。そんな身近なことからできる。と言いながら、目の前に新しいペットボトルのお茶がある時点で駄目。いまからマイボトルを買いに行こう。(そして買ってきました)
ペットボトルが1本減ったところで何が変わるんだ。何も変わらない?1本くらいじゃ地球規模にとっては何も変わらないかもしれませんね。
ペットボトルはどれだけ消費されているか、調べてみた。
2016年のデータですが、使われるペットボトルの総数は1年間で232億本!秒換算すると1秒間に740本。タテに積み重ねると地球126周分。すごいな。
いま地球上にはたぶん60億人くらいいると思いますが、これが遠くない未来には90億人くらいに増えるそうです。
さて
一人の小さい努力は、本当に意味がないのか。
10年後の子どもたちのために、いま目の前でできることから始めてみようと思います。
知能のピーク
知能には、結晶性知能と流動性知能がある。
wikipediaによると
結晶性知能とは、言葉の分析、単語力、語学能力などの学校で受けた教育や、仕事、社会生活の中で得た経験に基づいた知能。
流動性知能とは、新しいことを学習する知能や、新しい環境に適応するための問題解決能力などのこと。
そして
流動性知能のピークは30代だが、結晶性知能のピークはなんと60代!
ピークまで、まだ20年くらいある。要するにこれからもっともっと新しいことが待ち受けているということ。
40代に入って、急激に体の劣化は感じるようになった。徹夜した次の日は全く回復しないし、二日酔いは毎日のようになるし、出掛けるとすぐに疲れるし、肉より魚中心になるし、昨日食べたものはぜんぜん覚えてないし。このままおじいちゃんに衰退していくのかなあと考えていたが、そんなことはない!これから成長が20年も続く!
この違いは普段から意識しておいた方がいいと思った。「若いから経験ないし」「もう年配だから能力下がってるし」と決めつけていたのは間違いで、逆にこの知能のピークの差を意識した仕事の仕方をすれば、集団力が高まるはず。
誤った自信を持つのは若い頃と高齢期
確かに。
若い頃の妙に持ってしまう自信。いまから考えると恥ずかしさしかないが、その時は「おれって天才」と思っていた。たぶん。しかも誤った方向に思っていても、自分で気付かないし、隣の人も同レベルなので軌道修正できない。ステキなオトナが傍にいてくれたらまだ救いようはある。
逆に考えると、いまの私にできることは若い人が誤った方向に行きそうになるのを見つけたら、救ってあげないと。「あーあー」なんて見てる場合じゃなかった。
高齢期の自信は正直、たちが悪い。聞かないからなあ、ほんと。でも、人生経験豊富な方のお話は「ん?」と思うことがあったとしても、ものすごく参考になるし、参考にすべき。自分が知らないことだから。
未来を想像すること
ほんとうに楽しい
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