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50対50の考え方
こんにちは、精神科看護師のけーさんです。よろしくお願いします。
最後までお付き合い頂けたらうれしく思います。
突然ですが、自分の考えと相手の考えはどの位自分の中に取り込んでいますか?人によって『自分の考えの方が信用できる』『相手の考えに流される』等、考え方が違うと思います。人それぞれですがどれがいいのでしょうか?私はこの『50対50の考え』です。
・『50対50の考え』とは?
まず始めにこの『50対50の考え』と聞いて何かイメージは湧きますか?これは私が普段から実行してる考え方なのでイメージが湧かない方も多いと思います。
簡単に言うと自分の中にある考えを100だとした時に、常に自分の考えを50、相手(他人)の考えを50として考えることです。
・人の考え方は経験の結果
何かの悩み事や仕事の相談をした時に『自分の考え方と違う』複数に相談した時に『それぞれ違うことを言われた』ということはよくある事です。
それはなぜか?
人は自分の経験した成功体験の過程を成功過程として失敗体験の過程を失敗過程として記憶していきます。『私は』このやり方で成功や失敗をしたというふうに助言やアドバイスをするのです。
それは確かにその人が『成功や失敗した過程』ですが自分に置き換えた場合必ずしもその結果になるとは限りません。人が関わるものはそんなに単純じゃないですよね。
ここで例え話をしたいと思います。
『私には好きな人が居ます』として、どういう風にアプローチをしたらいいか友人(恋人あり)AとBにそれぞれ相談をしました。
Aは『どんどん積極的に』といい
Bは『慎重に少しずつね』といいました。
過程ではなく結果論
それぞれ言っていることが真逆ですね。これは慎重にやって失敗し積極的にやって成功したAと積極的にやって失敗し慎重にやって成功したBがそれぞれ自分の体験を話しているにすぎないのです。同じことでも違う結果。面白いですね。
このように他の人と同じことをやったからといって同じような結果が得られるとは限らないのです。では、他人のアドバイスは意味がないのか?と言われたらそれも違います。
少なからずともAもBも考え方は真逆だが、それぞれ同じ考えで成功も失敗もしています。これは自分が経験できない経験を他人から知ることができます。
・50対50の考え方
これまで自分の経験してきた『成功体験』や『失敗体験』これは紛れもない事実です。ですがそれと同時に相手が経験してきたものも事実です。過程が同じでも結果が違うことはあります。
そのため『成功するために』『失敗しないために』とこれまでと同じことをずっとする。相手の過程を真似する。と行うのではなく、自分の考え方を広げ深める手段として相手の考え方を取り入れた方が良いと私は思います。
ベースは自分の考え50そして相手の考えを50。そうすることで自分の考えも大切にしながら方向性が違っても相手の考えにも耳を傾けることができます。いつも『自分頼り』『相手頼り』になると考え方が偏っていきます。
私は人の考え方は単純ではないし正解はないと思っています。ですが人は結果ばかり気にしたり成功者の道筋をなぞれば成功しそうな気になります。その結果はタイミングの違いや背景の違い。複雑な要因が絡まり合ってのたまたまかもしれません。
だからこそ自分の考えも相手の考えも50対50で平等に聞き視野を広くし深く考えていくことが大切なのではないかと思います。
・最後に
今回は『50対50の考え方』について話してみました。自分が自分の人生を生きてる様に誰かもその人の人生を生きてます。その中で『成功』も『失敗』もたくさんしています。
結果は相手と同じかも知れないし違うかも知れません。ですが自分も相手もそれを経験したことは事実です。自分と近い考えだけを見るのではなく常に自分も50相手のことも50の視点で見れたらいままで以上に広く深く人を物事をみることができると思います。
人の数だけ考え方があると思ってます。自分も相手も平等に『50対50の考え方』で。素敵だと思いますよ。
質問や感想等あればコメント頂けるとうれしいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。