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「357番、両手を前に」
「37番移送。」
「消灯ーーー!」
「これから各留置所に戻ります。」
「(な、なんでわたしが、、、!)」
「37番、44番、何をしている!」
「37番護送。」
「ここに来てから普通の生活ができない苦しさを感じる。冤罪にも関わらず嵌められる手錠と腰縄…
「待機室に着いたら番号と留置している署を言いなさい」
「ほら、さっさと歩く。」
「37番、護送」
「ありがとうございました…」
「837番、あなたの勾留が決定しました。」
「37番、護送。」