近況報告
前の記事で「自殺か、それ以外か」みたいなことを書いたが、今も自分はズルズルと生きている
まあそういうものだろう
何となくわかってはいた
お世話になった人達の恩を仇で返す、そのことを踏まえた上で自殺を選択するというのは勇気がいる
しかもその選択肢を選べば全てが終わる
取り返しはつかない
そんな難しい選択に悩んでいるうちに、月日は過ぎていった
色んな事があった
2月の末、実家に呼ばれた
祖父母を交えて食事をした
祖父母からの手紙には「周りの人たちとの繋がりをしっかり重視し持ち続け、それを大切に日々過ごして下さい」との文言があった
人との繋がりを断絶したところだった自分は、ギクリとした
3月のはじめから、WBCが始まった
熱戦に興奮しきりだった
触発されて壁当てをするようになったが、思いがけず小学4年生の少年という練習相手ができた
3月の末からは読書を始めた
大学の教授が勧めていた『哲学の教科書』という本
色々な発見があった
4月のはじめには、サークルの友人から久々の連絡があった
誘われて花見に行った
久々に話すのが楽しかった一方、心配を掛けている申し訳なさも感じた
人との繋がりは、今も絶ったまま
家族以外からの連絡は来ないし、毎日1人で誰とも会話せず過ごす
フォロワー0人の鍵垢で独り言を呟いても、何の反応も無い
寒い夜には淋しさが募る
それでもたまに人と繋がっているような瞬間もあった
小学生が話し掛けてきたり、2ヶ月ぶりに家族以外からのLINEが来たり
現実逃避をして半ひきこもりにもなったし、色んな事があった
それでもこの2ヶ月弱、生きてきた
この生活を続けるという選択肢もあるのだろう
自分に見切りをつけて自殺をするという選択肢も残り続けるのだろう
自分がこの先どうするのか
自分でもわからない