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Photo by
ryokan1123
7/15(水)
シャワーを浴びていると、急に水の勢いが緩んで、お湯じゃない何かが体に当たっている気がした。
シャワーヘッドを見てみると、何か白くて細長いものが垂れていた。
びびりながら触ってみると、千切れた。
そうめんだった。
ふつうに気持ち悪い。
不当だ、と思った。
ぼくはシャワーから出て、体を拭きながら、つるつる大学麺類学部そうめん学科の箸本教授に電話をかけて、
「シャワーヘッドからそうめんが出てきたんです」と言うと、
「いやはや、真っ赤な嘘ですね、二度とかけてこないでくださいな」
と切られてしまった。
その後もいろんな麺類学部教授に電話をかけたけれど、全員に嘘つき扱いされて全く話を聞いてもらえなかった。
狼少年ならぬ、そうめん少年。
そうめん少年て言いづら(笑)
韻踏んでるし(笑)
てかそうめん食べられるなら食費浮くしいいじゃん(笑)
とポジティブパワーがみなぎってきた。
もう一度浴室に行って、そうめんをざるに出して、よーく洗って食べてみた。
ほのかにバジル風味が付いていた。
許容できそうでできないな~(笑)
まぁそれでもいいっていうやつ、おれんちで流しそうめんやろうや(笑)