見出し画像

【倒産を防ぐ経営学】(番外編) 見えない資産の棚卸し

前回のどのような調達から資産構築、将来のキャッシュフローを生み出すかを考えなければならない点を説明しました。

人間の見えない資産の棚卸


今回は企業や会社でなく個人のお話です。

個人事業主やフリーランスの方が、どのように稼いでいくのか?

の一つに指標となると思います。

最後までお読みいただき少しでも頭の中がスッキリしていれば幸いです。
もちろん企業などにも考え方をそのまま使えます。

前回までのお話では財務諸表の資産には数字で表明できるもののみが記載されています。

この試算の項目は将来キャッシュを生み出す源泉でなければならない点

が重要でした。

それならば

この考え方を人間にも採用できるのでは?と考えます。

つまり、自分自身のスキルはそのようなものがあるか?を書き出します。

実際に書き出してみましょう。



実際書き出してみていかがでしょうか?

本当に将来キャッシュを生み出す源泉になっていますか?

とくに勘違いしやすいのは
「資格」を持っているからその資格をそのまま書いてしまう場合です。

資格は持っているだけではキャッシュは生み出されません。

その資格のスキルが売れて初めて意味があります。

ここで

良く自分自身の満足で資格を持っているであるとか
自分磨きのために取ったから
キャッシュは関係ないとおっしゃる方も多いです。

しかしながら、人の人生は誰かの役に立つことが重要課題なのです。

もし、スキルを持っていても腐らせている状態なら持ち腐れです。

自分のスキルや得意を使って
周りの人を幸せにしてはじめて意味があります。

それならば

自分の書き出したスキルなどがキャッシュに変わったりお金をもらうということでフィルターをかけるのは一つの方法だと思いませんか?

基本的に金銭のやり取りが生じるのは
目的や感謝、何かのメリットがあるからこそ

もちろん、無償で人の役に立つこともたくさんあります。

しかし

ビジネスの世界ではお金がつきものです。個人事業主やフリーランスが実際に生活ができるほど稼ぐところまできて初めて独り立ちです。

この考えができれば、高額なセミナーや教科書があったとしても
投資に対する回収がしっかりできていれば損はまったくありません。

しかも、そのスキルや情報などが
今後永年につかえるものとなる可能性さえあります。

見えない資産への投資


教材、情報商材、セミナーは金額の高い安いは当然あるでしょう。安くて充実したものもあれば、高くて内容が薄いものもある。

投資に対する利益をすべてきちんと回収をする気持ちがあるかないか
覚悟や本気度で決まると思っています。

もし、今投資できる金額を持っていないとするならば
最も安い投資方法は「本を読む」こと

実際本はそんなに高くないですし、図書館で無料で読むこともできます。
(お金を払って読む方が身になりやすいですが・・・)


資格はある残したことはないですが

素晴らしい資格をもっているより

たくさんの知識を持っているほうが
たぐいまれなるコミュニケーション能力があるほうが

稼げる可能性が高いです。

稼げる可能性こそが本当の意味の「資産」です

みなさんもキャッシュを生み出す、ひいては、世の中の役に立つスキルを書き出して見えない資産の棚卸をしてみてはいかがでしょう?

あなたの中に眠っている「資産」があるかもしれません。


KRN株式会社 代表取締役
経営コンサルタント 齋藤健太郎
コワーキングスペースBOX-VASE オーナー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?