#17 いつまで牛肉は食べられるのだろう...?
先日、酪農をやってらっしゃる方にお話を伺った。
そして、その時、僕は近い未来、肉が食べられなくなる世の中が本当にやってくるんだろうなと改めて実感することになった。
子牛を購入し、成長させた後に、食用の肉として卸す。そのような事をやっている方だった。
子牛は約12万円で購入
➡︎約24万円で食用の肉としておろす。
価格としては約2倍しかならない上に、
育てるための人件費、餌代、場所代、飲み水代は別でかかってくる。実質の利益はいくらなんだ?って感じ...。
僕は、一頭100万円くらいになるのかなって、勝手に想像していたが、あまりにも安くて驚きを隠せなかった。
牛の餌は、乾燥した草の場合、I日15kgで、水は60〜80ℓ飲むようだ。
そして、糞や尿をする。
コスパが非常に悪い上に、地球環境に大きな負担をかける。環境破壊につながるとも言われている。
なんと、世界の全ての乗り物(運搬するためのもの)から出る温室効果ガスの排出量と、家畜から出る温室効果ガスの排出量は匹敵すると言われているのだ。
後継者問題、脱炭素社会、汚染問題、そしてコストパフォーマンスの悪さなどが相まって、
牛肉自体が食べられなくなる時代がやってくると言われている。
だから、ここ最近では、代替え肉として、さまざまなものが考案されているのだ。
何年後になるかは分からない。でも数年後、数十年後には確実に、牛肉は一般家庭の食卓から消えていき、富裕層の食べ物になるに違いない。