『+1cm』| 読書記録
" たった1cmの差があなたの世界をがらりと変える "
たまたま入った本屋さんで、たまたま手にとって、数ページ読んで「あ、読まなきゃ。」と思ってしまってからもう買うことは決まっていました。本屋さんに足を運ぶということは、自分を呼んでる本がある、と聞くけれど、本当にそうなんだな。
世界をどんなふうに見て、どんな世界を生きたいか
この本には、声に出して読みたくなるような文章が詰まっている。幸せはすぐそこにあって、そこにどの角度から光を当てるのか、それをどう見るかで自分の世界は変えられる、と。
本の構成は、6つのセクションでできていて、そこにふりわけられたメッセージのほとんどが見開きで完結します。そのなかから、もう一度読みたい、と付箋をはさんだものを取り上げたいと思います。
真実3%ジュース
嘘がだめだという話ではないけれど、ちょっとのごまかしや裏切りで、真実までも濁してしまうのはもったいない。気をつけたい。
短編を書く男 長編を読む女
ときに自分の言葉が思いもよらない伝わり方をするときもあれば、相手の言葉から想像を膨らませて勝手に落ち込むときもある。もはや、注釈だけで数ページある小説…
幸せフォルダーに移動しますか?
思ってる以上にまわりに転がっている幸せに気づけるひとになりたいし、あまり好きになれない自分の一面を愛せる人になりたい。最近私は、身長が高いこと、を幸せフォルダーに移動させて、ヒールを買いました。
なくしもの
実家に帰省したとき、家族に「変わったね」って言われて、自分が成長して心得たものがあったぶん、失ったものがあったのだと思う。そばにいる人への感謝や、好きだった自分はなくしたくない。
世界の危機
変えられない過去にぐずぐずせず、過度に落ちこんで未来までも台無しにしないように。嫌なことがあったら、この言葉を思い出したい。
現実行きチケット
このあいだ『マチネの終わりに』という映画をみて、過去は変えることができると知ったことを思い出しました。過去も未来も、自分の人生の中でそれらがどういった意味をもつかは今を生きる自分にしか変えられない。今をしっかり見つめようと思います。
夢【 】叶う
私も、まず叶えたい夢をはっきりさせて、遠回りでもいいから1歩1歩進みたい。
心くすぐる挿絵
この本の魅力は、言葉だけじゃなくて、ページごとに工夫がちりばめられた挿絵にもある。ほんとうにかわいい。ページをめくるのが楽しいって、こういう本のことをいうんだと思う。
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抜粋したものはほんの一部で、人によっても、読むタイミングによっても、響くものはさまざまなんだと思います。私も、1週間後には変わった読み方ができるくらいに、新しい自分になっていたいな。