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関係性の構築

子供自身がやりたかったことがあって、色んな理由でやれなくて大泣きする事があるが、これって凄く大切な事だと感じている。

やりたいを出来なかったエネルギーを感情で爆発させている。それはやりたい事へのエネルギーが、やれなかった事で外側に溢れ出ているのです。

その感情を抑圧させたらダメで、将来そのエネルギーは子供自身の願望を実現させるエネルギーに変わる、という事なのです。

そのエネルギーを大人が抑圧してしまうと、自分がなりたいもの、やりたい事を抑圧して生きるようになるということ。

たとえ今できなくても、そうなんだね、なりたかったよね、やりたかったよね、と子供の気持ちを受け止めてあげることが必要で、その感情自体はダメな事ではないのですね。

もしそこに抵抗があるならば、自分(大人)が自分自身を抑圧しているという事でもある。

そしてエネルギーを抑圧していると、他者のエネルギーも抑圧したくなるものなのです。

子供自身も抑圧が進むとそのストレスを何かで解消しようとする。
依存症、自傷行為、他傷行為、他者への抑圧、攻撃、承認欲、消費など。

解消できないと、恐れ、不安、怯え、引きこもりなどになり、外界との接触を拒むようになる。

子供と良い関係を築くには、自分自身の内側に何があるのかを感じること。

自分の外側の何かを変える働きではなく、外側の現象に反応した自分の内側には何があるのか?という事にフォーカスすること。どんな感情がそれを引き起こしているのか。

不安?恐れ?嫉妬?我慢?悲しみ?苦痛?

自分の内側にある何がそうさせているかを感じて、知ることで、自分自身をケアすることができる。
言い換えると、自分自身の内側にあるエネルギーの循環を塞いでいるものを理解し、解きほぐしてあげること。

もちろん、自分自身でそれを知ることはとても難しい。
基本的に人は自分の痛み避ける為に生きているので、それを知るために誰かを頼ることも必要である。

自分自身の痛みを分かろうとする人は、他者の痛みも分かろうとする。
他者の痛みを分かろうとする力は、お互いの関係性を育む力にもなるということである。

そして誰もがそのポテンシャルを持っていて、いのちはそれを求めているように感じている。

#子育て #育児 #人間関係 #関係性 #メンタルモデル

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