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私とK#57

日時:一期アニメ2話、2012年10月。当時二次元の扉を開けたばかりだったので友人に今期のオススメを聞いたところその中にKがあり試しに見てみたら黒髪ロングの人が白髪の人の胸ぐらを掴んでいました。
きっかけ:記憶力が悪いので、昔のことはうろ覚えです。ですが気づいたらアニメを全て視聴し小説を買って周りの誰よりもKになっていました。そして小説を周りのK履修者に「頼むから読んでくれ」と押し付けました。その小説は何を隠そうSIDE:BLUE。私をKにしたのはおそらくS:Bなのだと思います。
Kになった瞬間:SIDE:BLUE、164ページ。私は最後の一行を読んで本を閉じました。これははっきりと覚えています。あまりにも唐突で一瞬では理解し難い内容が、たった21文字分のスペースに書かれていたんです。若かった当時の私は当然訳がわかりません。殉職という言葉もちゃんとした意味を辞書で調べた記憶があります。そしてもう一度本を開き、泣きました。S:BでKの真の奥深さを知ってしまった私は後続の小説も小冊子付きコミックスも買い占め、どっぷりKに浸かりました。私はもともとインドアな上にグッズも集めない傾向にあり沼ジャンルにもお金をかけることはあまりありませんでした。でもKは別でした。どのジャンルでも行ったことのなかったイベントにも足を運び、今年2月KFCに入会して先行上映会にも行きました。もうすっかりKの女です。

ショックですよね、青本…。殉職という言葉を辞書で調べる悲しさ。
Kは書籍もイベントも多種多様に展開してるので、自分一人ではやろうとしなかったことをさせてくれますよね。映画館に毎月通ったり…

今はどうしているか:「全人類S:Bを観てくれ」と言って回りながら週一で映画を観に行っています。いくら貢いだか、とかアニメ何回見直したか、とかで愛の深さを測るなら私は他のKクラさんの足元にも及びません。でも、それだけが愛じゃない。ずっと想って気持ちを寄せるのも愛だ。私は楠原くんが、Kのみんなが大好きです。これからもずっと大好きでい続けたいと思っています。
1人選んだら:楠原剛くんです。初めて小説を読んだ時から彼を愛し続けてここまできました。生きててよかったです。

2012年から楠原くんを追いかけ続けて、2018年に素晴らしいアニメーションと素晴らしい役者さんに肉付けされた楠原くんに改めて会えたの、ほんとうに素敵ですね。おめでとうございます。

一番好きなK:小説SIDE:BLUE

*画像はK SIDE:BLUE(2012) 古橋 秀之 講談社BOX文庫 書影

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