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恋愛体質ではないか説

おはようございます、たまにはnote書きます。

私の仕事の主は漫画家さんにスケジュールをいただき、切磋琢磨和洋折衷しながら、漫画原稿を書いていただくこと。

それプラス、その漫画のいいところを売りどころを紹介するような文章やタイトルやデザインを考えます。

そしてそのコンテンツを自社営業にプッシュしたり、帳付けつけたり献本リスト作ったり、わりと雑務も半分はあるかと。

そんな煌びやかな世界とは思ってなくて、
わりと人間力が鍛えられる仕事かなと。
漫画をプロジェクトとしてとらえたら、中心にいるように見えて、
誰よりも頭と心を働かせて、内心はドキドキしている小心者です。

なんていうか、心を使ったり、感謝したり、
自分だけではなく、
全員の協力があり、生きてるから、
特には作家さんではあるけど、ちょっとした前向きな言葉とかを自社の人から貰えると、うれしくてたまらない。

すぐ好きになれるの。

最近あった細かい話だと、
新しい帳付けの雛形が見当たらなくて、他部署の人に件名なく雑にメール送付の協力を願いました。

すると、丁寧な一言と共に送られてきて、
恋するな、と思います。

優しくしてくれる人に、助けられています。

なかなか、ヘタレなところをうまく隠せなくて、
けっこう、傷心することも多々あります。

遠くへ黄昏に行きたいなと思っていた時、
最終話のネームが送られてきました。

その作家さんとの連載のお仕事は
連載を引き継ぐ形だったので、
ビジョンの擦り合わせに最初は、正直苦労もありました。

だけど、ベテランな作家さんだけど、
真摯に話を聞いてくださり、作家さんも不安や気持ちを話してくださり、
いろんな最終話の形があったはずなのに、
ベストでしかない、唯一無二の言葉が散らばるいいネームでした。

これは、なかなか言語化しづらいし、
担当編集でしかかぎとれない、すごい緻密な思想が入ってました。

最初、対面で話していたようなコマのシーンではなかったし、聞いていたイメージはもっとドライで、かっこいい終わり方でした。

それを1週間の間に、こんな場面に置き換えて、こんな短い言葉で、
世の無情と希望を書けるのか、、、最高かよ!!!

と、なり、漫画家さん、尊すぎるとなって、
このところの落ち込みを助けてくれたのです。

たぶん、そんなことは作家さんは思ってないと思うけど、
11月の私を救ってくれる最終話ネームでした。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
そういうことが稀にあります。また漫画家さんに救われる話。

よく、担当漫画家さんに救われてるなー。
恋だよなー。

仕事には恋が必要よね、な内容です。


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