NiceやGoodのシェア
便利なことや良かったことを、独占するよりシェアしたい。
これは偽善的でしょうか?
例えば最近、担当編集をした書籍のプレスリリースを書いたり、献本するための添え状を作ったりしたんですが、このノウハウや実例。
私だけで、経験を積み重ねるのはちょっともったいないと考えます。
そもそもはそれを知っている他班の先輩に教えを請い、やったはやりました。
しかしその過程で、いつか具体的に工夫を加えました。
つまり、前例を聞きつつもけっこう、アレンジをしたのです。
アレンジは具体的に言えば、
①デザイン性を高めた添え状
②情報を受け取った相手に親切な導線づくり
①デザイン性を高めた添え状はワードではなく、パワポでもなく
イラストレーターで作りました。
書籍のロゴを流用できたり、イラストを配置したりその他もろもろ、案内のテキストもちょぉ~~~っとお洒落に。
献本を受け取った人が、ちょぉ~~~っとだけ「かわいいな」と思えるイメージで作りました。
多分、ふつうにワードで作るよりは1時間ぐらい時間がかかったかもしれませんが、この1時間に意味があると思いたいです。
普段、単調な添え状を受け取っている人に添え状自体になんか柄があるの、かわいいし、目立つ。
ここを目指したんです。受け取った人が、ちょっと物珍しいかもと思ってほしくてやりました。
②情報を受け取った相手に親切な導線づくりは、単純なことですがメールを受け取った人の思考回数を極端に減らすメール文章、リリース情報を心掛けたことです。
メールを受け取ったひとは、件名でまず見るべきメールか、または見たくなるメールかのジャッジを
0.7秒で判断するといいます。
大嘘です。根拠はないですが、だれしも近い感覚はあるはず。
なので「私だったらこの件名ならメールを見る」レベルまで熟考してメール件名をつけました。
ちょっとした漫画のタイトルをつけるレベルで検討に検討を重ねましたね。
そして次に心がけたのは、どんなに長文化しても要点を「見やすく」メール本文内に書ききりました。
これはどういうことかというと、
ブログ記事に見えるレベルでの改行を工夫し、リリース内容をまとめました。
メール本文自体も、かなりデザイン重視した工夫をしたつもりです。
このことで、メール件名でちょっと関心を持った受け手が、メールを開いた1アクションでこちらの用件をうまく拾ってくれたはずです。
そして末筆に説明を加えつつ、同じテキストデータをシンプルテキストで添付しました。
このテキストデータは見る目的ではなく、「コピー&ペースト」しやすい用の素材としてのテキストです。
そのため見栄え重視でしていた改行もやめて文章を繋げました。もちろんメール書き出しのあいさつ文は不要なのでカット。
つまり、リリース情報だけあれば、きっと情報の受け手は都合がいいはず。
そう思い、どんなOSでも間違いなく開ける拡張子のテキストデータを添付しました。(ワードがないパソコンを使っている人もいるからです)
こういった、小さい発見、工夫を私だけにとどめるのはもったいない気がして、書き連ねてみました。
これをしたことによって、ちゃんとネットニュースと紙媒体のメディアが新刊情報として救い上げてくれているわけですから、やはりやる価値はあったなとしみじみ思います。
これを社内なり後輩なり引き継げるともっとベストなんだけどなーと思う次第です。
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