ロックメン6(3/15)
・東海復活!! この日を指折り数えて待っていた。
・こっちは別の6人組の話。なんかちょっといいなと思ったニュース。いや、やってることはただの器物損壊のカスだし、自治体の人たちの苦労とかを想うと笑えないけど。
その場の悪ノリでやったんじゃなくて、計画して道具まで用意して犯行に臨んだらしい。ここがいい。
こいつらが集まって、岩を動かして、逮捕されるところまで、派手に話を盛れば映画になりそうだ。もう見えませんか。6人が車に乗ってるポスターが。
たぶん映画化に際して、岩はちゃんと「落ちた」と改変されるだろう。メンバーも大胆なキャラ付けがされる。反抗心が募った優等生とかがいたことにされる。
「メンバー集め」「作戦立案」「高知に向かう道中」「作戦実行・逃亡」「逮捕」とチャプター分けできるから、連続ドラマにもできる。
毎日に退屈していた大学生がテレビで取り上げられていたゴトゴト石を見て、「そうだ、今年の秋はこれを落としに行こう」と思い立つところから物語は始まる。
まずは悪友2人くらいを誘う。その後、優等生や力自慢、計画を偶然聞いてしまった気弱な奴を丸め込んだりして、なんやかんやで6人集まり作戦を決行する。
部屋に集まり、優等生がてこの原理を利用して必要な力を導出する。そしてホームセンターに買い出しに行き(愛媛ではなく東京で準備したように改変)、レンタカーで高知へと向かう珍道中が展開されるのだ(ここいくらでも盛れる。ダイジェストでも可)。
そして協力して岩を落とし、東京に帰る。直後は達成感で浮かれていた彼らだが、しかし胸中には拭いきれないモヤモヤが。
「やっぱりやめたほうが良かったんじゃ……」
「なんだよ! お前だって賛成したろ!?」
「喧嘩してる場合じゃないぞ、俺たち……指名手配されてる」(盛りポイント)
6人は逃亡するも、最終的には自首を選ぶ(改変)。
ラスト、6人はまとめて連行されていく。その面持ちは神妙でいて、どこか達成感に溢れていて、彼らが一回り大人になったのを告げるかのようだった。