ストライカーズ0629(6/29)

 ペルソナ5スクランブル、クリア!!!

 いやーいい続編だった。以下、各キャラの雑感。

ジョーカー

 P5本編を経て魔性の男と成った癖っ毛眼鏡イケメン、こと俺。だいぶボケキャラが進行していた気がする。これが一度世界を救った男の余裕ってやつですわ。

 怪盗団のファンガールが登場するんだけど、どうやらあの世界で俺は「フンッ」が口癖のキャラだと認識されてるらしい。たしかによく言ってるかも。CV:福山潤の宿命。

 好きなセリフは「いい体してるな竜司」。アトラスの悪ノリ。

ソフィア

 新キャラその1。人間の心を理解したいAIの少女! はい好き!

 ずーーーーっと可愛かった。体ごと小首を傾げたり、裾に膝を丸め入れて体育座りしたり、モーションも愛らしい。怪盗服になるとニーハイブーツになるのが刺激的すぎて俺はずっとドキドキしてた。
 
 固有ペルソナ?は「ピトス」。絶対進化して「〇〇〇〇」になるだろこれ! と思ってたらやっぱりなった。わかってたのに感動した。〇〇〇〇のデザインも金子一馬っぽさがあってクール。

 好きなセリフはソフィアショップで大量に買ったときの「たっくさん買うんだな!」。

 長谷川善吉

 新キャラその2。CV:三木眞一郎の2.5枚目おじさん。P5Rクリア後、世界観にどっぷり使ってた俺は彼の存在を知ったとき「怪盗団におっさんの席は無えんだが……!!」とバチギレしてたんだけど、めっちゃいいキャラでした。大好き。武器が大剣なのもいい。使ってて楽しい。

 大人に理不尽な目に遭わされた若者の反逆譚だったP5では、大人の反逆者はコープキャラ(パーティーメンバーではない、サブクエストで関わるキャラ)の担当だった。一時的とはいえ、怪盗団に大人が加入する、それも公安という体制側の人間が、というのは見かけより非常に大きな意味を持つんですよね。

 目を背けていた己の正義に向き合い、目覚めた固有ペルソナは「バルジャン」。レ・ミゼラブルの主人公ですね。確かに反逆者、ピカレスクだ。

モルガナ

 相棒その1。カレンダーシステムの廃止に伴い、寝かせてこなくなった。マスコットの座をソフィアに譲り、怪盗団の最古参としての威を示してくる。寿司、やっと食べられたなあ! これが一番嬉しかった。本編では何かにつけて食べ損ねるのがお約束だったとはいえ、可哀想だったから……。

竜司

 相棒その2。P5本編ではストーリーの都合上軽率な振る舞いをさせられがちだったが、今作はずーっとかっこいい。脚本の制約から解放され、本来の竜司の良さを遺憾なく発揮している。戦車アルカナの直情っぷりが怪盗団の切り込み隊長として活かされていて非常にいい。『サユリ(祐介の母の遺作)』が貶されたとき真っ先にキレてたし、いつも自分より仲間のことでキレるんだよなお前は。竜の刀キーホルダーを俺にくれるの嬉しい。永遠の男子でいてくれお前は。

 第一印象はお色気担当なのに、ストーリーを進めるほどエロい目で見られなくなることでお馴染みアン殿。性格がまともすぎるからね。恋愛コープのかっこいいアン殿が存分に楽しめた。第一ボス・柊アリスが杏と同じく誰かの憧れになりたかった、なのに初心を忘れ復讐に走ってしまった、言うなればifの杏なのだが、志帆の一件を乗り越えたアン殿はもう誰かを救えるほどの光を放てるのだなと思った。

祐介

 MVP。面白さもかっこよさも純粋強化されたオイナリ。
 金欠腹ペコキャラに拍車がかかり、今作の新要素「料理」は彼に餌付けするためにあると言っても過言ではない。牛タンシチュー食べようとすると唐突に祐介が生えてくるのマジで笑ってしまった。

 第二のボス・夏芽安吾は祐介と同じく表現者でありながら、祖父のネームバリューを欲した出版社に八百長で大賞を取らされ、能力の不足に向き合えないまま盗作に手を出した作家。このね〜〜出版社のパーティーに乗り込んだときの祐介がね〜〜〜本当にかっこいいんですよ〜〜〜!!!

 『サユリ』をけなされても冷静に諜報を遂行し、別れ際に一言「貴様と一緒にするな」と言い捨てるのが、本当に成長したなこいつって感じで嬉しかったのよ私は……。割と激情家なところあったからね祐介(怪盗団全員そうかもしれない)。

 そして使ってて楽しい。太刀キャラは無双ゲー映えする!

 大学生になった覇者先輩。私服がかっこいい! 浴場のシーンでも思ったけど、明確に引き締まった筋肉質な体として描かれてるよね。気持ち悪いね。

 怪盗団で唯一まともに運転ができるので、今作ではずっと運転手。キャンピングカーをすぐ乗りこなすのすげー。

 怪盗団のファンガール・長谷川茜ちゃんは母親を亡くして父親の善吉ともギクシャクしてる中学生で、同じく刑事の父親がいた真が叱って茜ちゃんは少しずつ善吉に心を開いていく。このイベで改めて気づいたんだけど、怪盗団のメンバー身内死にすぎだろ。親の話が一切出ない俺、親が海外飛び回ってる杏はまだいいとして、片親の竜司、両親死別の真、双葉、春、天涯孤独の祐介、元・出自不明のモルガナ。こいつらに「家族は大切にしなさい」って言われたら茜ちゃんも反論できまいて。

双葉

 (双葉のPV無いのか……)

 私服がかっこいいPart2! 引きこもりのくせにストリートファッションでキメてた双葉がさらにオシャンティになった。今は高校に通ってるらしい。お兄ちゃんは嬉しいよ。

 今作は新システム「ハッキングバトル」が導入された。双葉がハッキングで解錠してる一定時間、敵から双葉を守り抜く特殊バトル。これにより、非操作キャラの双葉の存在感がグッと上がった。ありがたい。

 祐介との掛け合いも健在。兄妹みたいで微笑ましいんだよな〜。

 オープニングの「会いたかったぞ!」。実況動画をいくつか見たけど、みんな「俺もだよ〜!」って言ってる。俺も言った。

 P5本編では加入が最も遅く、春編からストーリーもシリアスに傾くため春本人の掘り下げが少なく、もったいない! と思った記憶。ストーリーの制約がないP5Sでは春のおもしれー女っぷりが存分に発揮されている! 

 反社会集団の一員としての覚悟が決まりすぎてる春。ハンドルを握ると性格が変わる設定が明かされた春。グレネードランチャーを連射する春。大学一年になっても「美少女怪盗」を自称する春。
 
 ほらね! 登場が遅かったから影が薄かっただけで、うちの春はこんなにいいキャラなんですよ! と誰にともなく自慢したくなる。

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